とくダネ!でもダルメシアン事件。加害者は僕ら人間です。

ダルメシアンのイメージ写真です
3月7日月曜日のフジテレビ「とくダネ!」。先日、テレビ朝日の「グッド!モーニング」でも取り上げられていた愛知県西尾市のダルメシアン傷害事件を放送しておりました。メスの五月ちゃん9歳。口元の傷が痛々しく、そして監視カメラに映っていた残忍な行為に胸が押し潰されそうになりました。

五月ちゃんの飼い主からの提供だと思いますが、犯行の一部始終が監視カメラに映っていて、すでにご覧になられた方も多いかと思います。牛刀のような長くて鋭い刃物で、何度と無く五月ちゃん向けて突き刺す残虐な行為。あまりにも酷いです。見ていて気分が悪くなったのは言うまでもありません。

新たに判ったこともありました。犬の無駄吠えがうるさいと近所からクレームがあったこと。そして警察からも猿ぐつわとしてはどうかとの提案もあったが、あくまで番犬として飼いたいからそれはできないと断っていたということ。

見たところ、閑静な住宅街のようでしたが、こんなところで一晩中吠えていたらご近所迷惑になるのは誰にでも判ること。それでも何の対策もしないままほったらかしにしてのこの結果です。そして最大の犠牲者はダルメシアンの五月ちゃん。

ダンボールの張り紙にも「何か対策しろ!」と書いてありました。薄い住民関係の中で、ご近所の方の精一杯のクレームだったのかもしれません。でも何もしなかった。むしろ「うるさかったんでしょうね」と平然と語る姿に違和感を通り越して怒りを感じてしまいました。

なぜ番犬として飼いたかったのか?それも疑問です。ご自身に何かトラブルを抱えていたのでしょうか。あるいは近隣の方々に不信感でもあったのでしょうか。閑静な住宅街で何を警戒しなければいけなかったのか。この飼い主の心中はさっぱり判りません。

昨日、虐待された犬の里親譲渡会に初めて参加してきました。悪徳ブリーダー、いわゆる繁殖屋から救い出されたワンちゃんたちで、その数は10匹ほど。それに対して譲渡を希望して参加した人の数は、ざっと50人くらいだったでしょうか。

妊娠出産を強要されて歯がボロボロになった子や、心を完全に閉ざしてしまってなんにも反応しない子もいました。でもほとんどのワンちゃんたちは、尻尾を大きく振って新しい出会いを喜んでいるようでした。その愛くるしい姿を見ながら、このワンちゃんたちが経験してきた過酷な境遇に、人間の犯した罪の大きさを感じたものです。無性に切なかったです。

犬を人間の社会に連れ出したのですから、全ての責任は人間が取らなくちゃ、そんなことも思いました。犬を酷使して虐待するのも人間だし、愛情一杯で育てるのも人間。できることなら、前者のような人間が少なくなっていくような世の中にしなくちゃと。西尾市のダルメシアン殺傷事件。結局のところ、加害者は僕ら人間なんだなあと深い溜息です。

同じく昨日3月6日の朝9時30分。里親譲渡会に行く前に見ていたテレビ朝日系「ペットの王国 ワンだランド」。走行中の車から投げ捨てられた犬や、山の中で背骨を折られて捨てられた猟犬の話を放送していました。この話はまた機会を見て書いてみたいと思います。ちなみに次週も同じ企画とのことです。

愛知県西尾市のダルメシアン傷害事件について多くのコメントをいただいております。ありがとうございます。以下のコラムの下のほうにありますのでご参照いただければ幸いです。
関連コラム●愛知県西尾市のダルメシアン傷害事件。飼い主の行動にコメント多数で考えたこと
関連コラム●テレ朝「グッド!モーニング」ダルメシアンが切られた事件で飼い方を考える。
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