わろてんかネタバレ。高橋一生の結婚とリリコのモデルは?(最終回まで)

NHK連続テレビ小説・第97作「わろてんか」最終回までのネタバレあらすじ、感想、そしてキャスト紹介です(わろてんか最新のネタバレは、第26週最終週「みんなでわろてんか」まで進んでいます)。

ヒロインのモデルはあの吉本興業の創設者・吉本せいさん。演じるのは19歳の葵わかなさんで、お相手役は朝ドラ「梅ちゃん先生」でブレークした松坂桃李さん、それに今、人気沸騰中の高橋一生さんも出演と、話題に事欠かない朝ドラ「わろてんか」。その初回から最終回まで追い続けてまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

それにしても伊能栞(高橋一生さん)は、最終回まで出続けるのでしょうか?そして結婚するのでしょうか?その相手は?ものすごく気になります。もしかしてリリコと結婚して美男美女カップルの誕生でしょうか!?

物語中盤までは、こんな事が気になったものですが、ドラマも終盤。第二次世界大戦の戦争によって、おてんさんが社長の北村笑店にも大きな変化が生じ、自由な映画作りに情熱を燃やす伊能栞の身にも得体の知れない大きな圧力が!

戦争の真っ只中、社員の裏切りで伊能商会を追われた伊能栞が、戦後、その生死を含めてどうなるのか?そして、おてんさんたち北村笑店の行く末は? 心して観たいと思います。

ここから先はネタバレになりますので、お読みになる際はくれぐれもご注意ください。
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わろてんかネタバレ第26週最終週「みんなでわろてんか」(3月26日~3月31日放送)
滋賀で農業を営む治平(西川きよし)には悲しい過去があった。それゆえに、他人が楽しそうに笑っていることが不愉快で、時に怒りさえ覚える歪んだ性格になってしまい…。

そんな男の世話になるおてんさんと孫の藤一郎、それに嫁のつばき。もちろん傍には、おトキも飛鳥も一緒にいる疎開先での生活。

京都から一足先に疎開していた妹のりんを頼って滋賀までやってきのだが、こんなご時世なのに能天気に笑っているように見えるおてんさんたちが気に入らない治平は、何かとおてんさんたちにイチャモンをつけていた。

一方、大阪に残った風太たちは、芸人たちを引き連れて工場に慰問に行っていたが、大阪への空襲は増すばかりで、常に命の危険と隣り合わせの生活を送っていた。

そしてついに大阪が焼け野原になったという情報が疎開先の滋賀にも伝わり、風太の事が心配なトキは、大阪に行って風太を探すと言い出すが、おてんさんから止められて…。

風太はもちろん北村の芸人たちの消息が全く分からず、不安に苛まれるトキや飛鳥、それに孫の藤一郎。こんな時だからこそ、笑いが必要だと感じたおてんさんは、普段以上に笑顔を振りまくのだったが…。

それを良しとしない治平が“わろたらアカン!”とおてんさんに怒りをぶちまけるのであった。

大阪の街が焼かれ、そして広島と長崎への原子爆弾投下。ついに日本が降伏して戦争が終わった昭和20年9月。焼け野原の街に、茫然と立ち尽くすおてんさんと風太の姿があった。

そこに、万丈目から譲り受けた漫才の台本を抱えた楓もやってきて、お互いの無事を喜び合う面々。楓のように戦争に行った芸人や疎開した北村の従業員がここに必ず戻ってくるはず。

この地で彼らを迎える準備をしなくてはいけない、おてんさんと風太たちは前を向いていた。まずは生活の基盤を作ろうと、すいとんの販売を始めるが、終戦のドタバタで無法地帯と化した街には悪い男たちがたむろしていて…。

昔々、まだ10代だった頃、大阪に藤吉を探し求めてやってきたおてんさんを、悪い男たちから守ってくれたのが伊能栞。月日が流れて中年になったおてんさん、またもや悪い男たちに絡まれて、颯爽と登場する伊能栞。

アメリカに渡った直後、日米の戦争が起こり、すぐに他国に渡って身を潜めていた伊能栞が、ようやく日本に帰ってきたのだった。再会を喜ぶ伊能とおてんさん。

でも、戦争が終わったというのに、北村の芸人たちが戻ってくる気配も無く、北村笑店再興の気力が失せていくおてんさん。

伊能栞も北村笑店の一員として、その再興を手伝いたいと言ってくれるが…。浮かない表情のおてんさんを横目に、伊能栞と風太は、寄席復活のために駈けずり回っていた。

そんな中、続々と北村笑店の芸人たちが戻り始めていた。四郎にリリコ、キース師匠にアサリ師匠、それに亀井と奈良で静養していた万丈目歌子夫婦。皆の元気な姿に勇気をもらったおてんさんは、寄席の再建、北村笑店の新しい船出をしようと提案。

そして、おてんさんが心の中でずっと待ち続けていた人物が、ようやくその姿を見せたのであった。朝ドラ「ごちそうさん」の最終回を彷彿させる名場面の誕生。

戦地から、かけがえの無い一人息子・隼也が帰って来たのだった。その帰りをずっと待ち続けていたおてんさんと妻のつばき、それに孫の藤一郎は、喜びの涙を流すのだった。

おてんさんの発案で、北村笑店の歴史を描く人情喜劇を青空の下で上演することになった。戻ってきた芸人はもちろん、裏方の人間も総出のお笑い劇。

おてんさんは、本人役で登場。藤吉の役は田口(辻本祐樹)という若い芸人が務めるのだったが、劇が進む中で、おてんさんの目には田口が本物の藤吉のように見えてきて…。

幽霊藤吉とおてんさん、二人の芝居は延々と、そして和やかに続いていくのだった(完)。


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わろてんかネタバレ第25週「さらば北村笑店」(3月19日~3月24日放送)
自分が北村笑店に在籍している限り、北村笑店の映画の台本が検閲を通ることができない。自分の存在そのものが足枷になっている。

そして、今や恋愛を語ることさえ許されないこの国の状況に、伊能栞は我慢がならなったのである。もうこの国では自分の目指す映画作りができない。ならばいっそのこと、自由と平等の国であるアメリカに行こう。そう考える伊能栞であった。

姿を消した伊能を探すおてんさんたち。そして、ようやく伊能を見つけたものの、伊能の北村笑店退社とアメリカ行きの決心は固く、おてんさんらの説得は功を奏しなかった。

こんな時代になっても、伊能栞の映画に対する熱い想いが変わらぬ事を、改めて思い知らされたおてんさんは、北村笑店の社員としてアメリカに行くことを提案。

伊能フィルム時代の赤字を埋めるため、その全財産を使い切ってしまった伊能栞の窮状を知っていたからこその支援だった。この言葉に心を熱くする伊能栞。

そして北村笑店の社員として渡米する前日、風太とおてんさんと、ささやかな送別会の時を楽しむ伊能栞。ジャズの音楽をバックに、おてんさんの手を取って軽やかなステップを魅せる伊能栞。

一方、時代はますます戦争の泥沼にはまり込んでいた。英米の軟弱な思想とともに、その言葉も禁止されるようになり、リリコやキースのような洋風の芸名もけしからんという風潮になり、その理不尽さに憤る二人。

やがて日中戦争から太平洋戦争に突入。笑いの商都・大阪にもその暗い影が落ちていたが、そんな空気を吹き飛ばそうと必死に漫才の台本を書き続けていた万丈目に異変が訪れていた。

あまりの忙しさで、過労で倒れてしまったのである。生死に関わる事態にはならなかったが、この事で先行きにますます不安を募らせる北村笑店の面々。

やがて戦況が悪化。食べるものも手に入りにくい状態になり、ついには空襲対策として南地風鳥亭を取り壊すという命令が下った。四方八方に手を尽くして、通達撤回のために走り回るおてんさんと風太であったが…。

時局に逆らうことはできず、南地風鳥亭から立ち退くことを決意しておてんさんは、北村笑店の芸人たちと引越作業をするのであった。

そして悪い時は重なるもので、おてんさんが密かに恐れていたことが現実のものになってしまい…。川崎で家族3人に暮らしている息子の隼也に、とうとう赤紙(召集令状)が来てしまったのだ。

表向きは勘当された跡取り息子であるが、勘当を言い渡したおてんさんの気持ちも、息子の隼也の気持ちもよく分かる風太が、すぐに動いて、川崎から隼也家族を大阪に連れてきた。

久しぶりに向かい合う母と息子。出征祝いのささやかな宴であったが、2人の間には微妙な空気が流れ、会話もぎこちないまま。そんな時、隼也が唐突に頭を下げたのである。

兵隊として戦場に行っている間、妻のつばきと息子の藤一郎の面倒を見て欲しいと。自分の妻と子どものために、必死になってお願いする隼也を見つめるおてんさんの目は温かかった。

孫の藤一郎とつばきを連れてきなさいというおてんさんの言葉で、家を飛び出していく隼也。風太の機転のおかげで、近くまで来ていたつばきは、おてんさんと再会。

そして孫の藤一郎と初めて対面することになったおてんさんは、お婆ちゃんとして嬉しいやら恥ずかしいやらという顔付き。

息子の隼也、嫁のつばきと孫の藤一郎、それに風太おトキと飛鳥。久しぶりの再会を喜び、華やぐ北村の家。台所では、てんとつばきの嫁姑が仲良く手料理を作るのだった。

その晩、改めて隼也は駆け落ちしたことをおてんさんに謝るが、自分も若い頃に藤吉と駆け落ちしたことを話し、明るく笑うのだった。

そして、つばきと藤一郎のことは絶対に守る、だから無事に戦地から帰ってきてと隼也にお願いするおてんさん。

1945年(昭和20年)春、アメリカの爆撃機が大阪の街を襲っていた。このままでは皆死んでしまう、そう感じた風太はトキや飛鳥、それにおてんさんを疎開させようとしていた。

しかし、こんな時だからこそお笑いが必要だと言い張るおてんさんは疎開に反対するが、社長一人の問題でない、北村笑店の芸人やその家族のことを考えろと諭され、ついに北村笑店の解散を宣言するのだった。


わろてんかネタバレ第24週「見果てぬ夢」(3月12日~3月17日放送)
風太を団長とした北村笑店の慰問団「わろてんか隊」は、戦地で数多くの兵隊たちを笑わせることに成功。その功績から、国からおてんさんに勲章が与えられることになり、歓声の声を上げる北村笑店の面々。

特に団長として現場を仕切った風太の喜びは別格で、これで北村笑店の“笑い”が軍部やお国のお墨付きをもらったと鼻高々であった。

その一方で、伊能商会は苦境に立たされていた。制作中の映画が軍の検閲に引っかかり、何度も作り直しを命じられていた。しかもキースを主演にした映画は、その公開直前で軍からクレームが入り、怒り心頭の伊能社長。

「恋愛映画まで目の敵にされるような世の中がまともな訳がない。こういう時こそ愛や自由をうたった映画を作るべきだ」

こうした自論を持つ伊能栞が下した判断は、軍からの修正を完全拒否、そして映画の公開そのものを中止することだった。これ以降、伊能栞は危険思想の持ち主として、軍と特高警察からマークされることに。

このままでは伊能商会の存続も危うい。しかも社内には賛同してくれる者もいない。自らの状況を俯瞰した栞の行動は素早かった。すぐに辞表を出して伊能商会を退社。

自由な身となって、自らの夢である大衆のための映画作りを実現するために、単身で東京に行き、同じ夢を持つ同士を見つけようとするのだが…。

このご時勢でそんな人間が簡単にみつかるはずもなく、落胆したまま大阪に舞い戻った栞。その一連の行動を何も知らされていなかったおてんさんは、ショックを受けつつも北村笑店で映画部を作って、そこで力を発揮して欲しいとお願いするのだった。

おてんさんと風太の真剣な眼差しとその想いに打たれ、伊能栞は北村笑店に入社することを決意。早速、北村笑店初となる映画の企画会議を主導していくのだが、このご時勢に恋愛映画が果たして作れるのか?

そして軍部の検閲をどう乗り切るのか?頭を抱える北村笑店の幹部たち。そんな中、おてんさんの中であるアイデアが閃いた。

それは、あの「忠臣蔵」。忠義の話として広く知れ渡っているこの話を元に、恋愛映画として作れないかというおてんさんのアイデアに皆、眼を見開いて賛成!の声。芸人たちも、映画出演できるかもしれないと大張り切り。

早速、楓がその脚本作成に取り掛かるが、軍の検閲をどう乗り切るかという難題は残ったままで、頭をフル回転させるおてんさんや伊能栞。

こうして皆の知恵を集めた結果、「忠臣蔵」の忠義や孝行の話の中に、恋愛ネタを隠した台本が出来上がり、軍に提出。無事に検閲を通過したとの連絡があり、安堵するおてんさんたちであったが…。

恋愛話をワザと紛れ込ましているという密告が軍部に入り、検閲保留になってしまう。密告したのは、伊能商会の提携先である新世紀キネマの人間だった。

伊能栞を半ば追放する形で伊能商会と提携した新世紀キネマであったが、映画制作の現場は、伊能栞シンパの社員ばかりで、せっかくの提携が上手くいっていなかったのだ。

全ての元凶は伊能栞にある。伊能栞を映画界から追い出さなければという新世紀キネマの思惑と、軍部の国威高揚の意図が重なり、北村笑店の映画制作は完全に足止めをされてしまったのである。

急遽、台本の書き直しを楓に頼むおてんさんであったが、内務省の役人から聞いた、伊能栞の存在そのものが足枷になっているという事実がおてんさんの心を暗くしていた。

巷では、新世紀キネマが裏で手を回して北村笑店を中傷する記事が出回っていた。自分が北村笑店に入社してから風向きが全く変わってしまった。このままでは北村笑店を潰すことになるのではないか、そう考えた伊能栞は、会社への辞表を書いて、ひっそりとその姿を消したのである。


わろてんかネタバレ第23週「わろてんか隊がゆく」(3月5日~3月10日放送)
加納つばきの気持ちを知った隼也は、自らの立場を知っていながらも、つばきを想う気持ちを抑えることが出来ず、結局、つばきと駆け落ちしたのであった。

怒りに震えるおてんさんは隼也を勘当。北村笑店は自分が守っていくと心に決めてから、早や数年。風太の元には隼也から近況を伝える便りが届いており、それに気付きながらも知らない素振りを決め込むおてんさん。

時代は日中戦争真っ只中。戦況が日に日に激しさを増す中、国威高揚を目指す軍部の意向で、国民の意識を高めるような演芸や映画の制作を求められる北村笑店と伊能商会。

さらに、楓の前の職場である新聞社からは、戦地で戦う兵隊のためにお笑いの慰問団を派遣して欲しいという要請が入る。

お国のためになるのならと、この話に前のめりになる風太専務。すぐに芸人たちに呼びかけて志願者を募り、慰問団の準備を進めるが、芸人たちの身の安全を心配するおてんさんは心中複雑な状態。

そんな中、東京からキースを呼び寄せて、キース・アサリのしゃべくり漫才コンビの再結成や、かつての人気コンビであった万丈目と歌子の夫婦漫才も復活させるばど、1人張り切る風太であった。

そしてその風太を団長とした北村笑店の慰問団「わろてんか隊」が上海に旅立って行った。上海と言えば、四郎とリリコが夢を追い求めて一足先に旅立ったところ。

風太や芸人たち、そして四郎とリリコの無事を祈るおてんさん。やがて「わろてんか隊」が何事もなく上海に到着し、現地で大歓迎を受けたとの一報が入り、胸を撫で下ろす北村笑店の従業員たち。

上海では、芸人の衣装にまで軍部の注意が入り、戸惑う「わろてんか隊」の面々であったが、逆に芸人魂に火がついたキースや万丈目らが高座を大いに盛り上げて、日本から出兵している兵隊たちを楽しませていた。

風太を訪ねてリリコがやってきた。そのやつれた姿に驚く風太であったが、お国の兵隊さんのために四郎と漫才をやってみんなを喜ばせたいと言ってきたのだ。

久しぶりのミス・リリコアンドシローのしゃばらん漫才。しかし、その内容が国に残してきた身内を想像させるものであったため、お目付け役である阿久津少佐(八十田勇一)の一声ですぐに中止に。

一方、日本では伊能栞が、おてんさんの前で苦悩の表情を浮かべていた。戦争の影響で自由な映画作りが出来なくなっている、藤吉の遺影の前で不安に苛まれる伊能栞とおてんさん。

頭を悩ませている人物がもう一人。それは、軍から道徳的な漫才を作れと命令されていた楓。書くことに苦しみを感じている楓に対して、自分が書きたいものを書けばいいと言葉をかけるおてんさん。

上海の「わろてんか隊」では、軍服ではなくちゃんとした笑いの衣装を着て、本物の芸を兵隊さんに披露したいという芸人たちの声が高まり、風太は阿久津少佐にその願いを必死に訴えていた。

そして久しぶりにしゃべらん漫才を披露したリリコと四郎は、日本に戻って再び北村笑店の高座に上がることを決意していたのである。

そして誰一人、病気や怪我をすることなく「わろてんか隊」が大阪に戻ってきた。皆の元気そうな顔を見て安堵するトキとおてんさん。そしてリリコとの再会を喜ぶのであったが…。

すぐにまた軍部から「わろてんか隊」再派遣を要請されて戸惑うおてんさん。しかし、風太団長を始め芸人たちは、役に立てるならと口々に「行こう!」と声を挙げていた。

リリコは上海で出会った兵隊から、日本にいる恋人宛ての手紙を預かっていて、それを届けに行ったのだが、そこでその兵隊の戦死を知らされ、大きなショックを受けていた。


128話(3月5日)昭和14年、隼也の息子は藤一郎。川崎で三人暮し
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」128話3月5日 陸軍少佐・佐藤達三

わろてんかネタバレ第22週「夢を継ぐ者」(2月26日~3月3日放送)
四郎が人生で初めて経験する女性への交際申込み。誰もが見込みがないと思っていたところ、当のリリコは待っていましたとばかりにOKのサイン。

“しゃべらん漫才”のミス・リリコアンドシローの2人は、これで公私ともに本当のコンビとなることになり、その人気とともに幸せの絶頂にあったが、人生には好事魔多し。2人の行く末を混乱させる男がすぐそこまで迫っていた。

もう一方の両思い組であった隼也は、親の言いつけ通り、別れた加納つばきへの想いを口にすることもなく淡々と仕事に精を出していたが、その心中はいかに。

伊能商会と北村笑店の2社合同でアメリカから招聘&興行した「マーチン・ショウ」は大成功を収め、これに気を良くした風太専務は、北村笑店の創立25周年パーティーを大々的にやるぞと鼻息を荒くしていた。

そしてそのパーティーの責任者に選ばれたのが隼也。お目付け役兼相談役として、万丈目文芸部長が付くことになったのだが、まずは芸の本質を知ることが大事だと諭され、万丈目のかつての名人芸である“うしろ面” を練習させられる隼也。

ミス・リリコアンドシローに声をかけたのは、同業の会社であった。いわゆる芸人の引き抜き行為。その話は亀井の耳にすぐに入り、やがておてんさんと風太専務も知るところとなり、2人を詰問。

大丈夫、そんな気持ちはさらさらないと返事するリリコと四郎であったが…。四郎に近づく怪しい女。女性に言い寄られたことが無い四郎は、鼻の下を伸ばしてその女と逢引してしていたのだが、それをリリコに見つかってしまうという大失態。

付き合っている私がいるというのに…、リリコの怒り爆発で大ケンカになるのだが、おてんさんと風太はもしかしたら引き抜きのための女スパイではないかと疑い、亀井に事情を探るように頼むのだった。

“うしろ面”含めて、25周年パーティーの企画に集中する隼也を、妙齢の女性が訪ねてきた。別れた加納つばきの婆やだと言う。

亀井の調査により、四郎に言い寄ってきたのは、そのアコーディオンの腕前を見込んだ楽団関係者だった。しかも中国の上海で思いっきり演奏しないかという誘い。

しかし、リリコと離れて上海になんか行くことはできない、その想いを正直におてんさんに話す四郎だったが、その目には音楽への夢を諦められない意思が見てとれ、どうしたものかと天を仰ぐおてんさん。

北村笑店所属の芸人に対する引き抜き行為は後を絶たず、今度はアサリにも密かにそんな話が持ち込まれ、大金に誘われて浮つくアサリであったが、すんでのところで風太専務がアサリに金を渡して難を逃れる状況。

そして四郎の異変に気付かないリリコではなかった。音楽の夢を諦めて自分と漫才をしている四郎に対して、突然、コンビ解散を言い出したのだ。

お互いを想う気持ちが違った表現になり、戸惑う2人だったが、やがてその真意を知った上で出した結論は、2人で上海に行くということ。しかも芸人を辞めて四郎を支えていくというリリコの決心は固かった。

そんな2人の決断を快く受け入れたおてんさんと風太。そして芸人として最後の高座に上がった2人は、引退と結婚を報告。皆に祝福されて旅立ったのである。

そしてもう一組のカップルの行方にも波乱の嵐が。つばきの婆やから、恋をしたことはもう過去のこと。すでにきれいさっぱり諦めて、仕事一筋に頑張っているという手紙を書くようにお願いされ、それに従った隼也であったが…。

その手紙を読んだつばきが家出をしてしまったのである。しかも行き先は隼也とおてんさんの家。おてんさんは、つばきをなだめつつ実家に連絡して穏便にこの家出を終わらそうとしたのだが…。

迎えにやってきたつばきの父親で中ノ島銀行の頭取。連れて帰ろうとする父親に向かって、自分の意思ではない結婚は絶対にしないと毅然とした態度のつばき。

まず家族で話し合いをと言う隼也とおてんさんの言葉に冷静さを取り戻したつばきは、一度は実家に戻ることを了解したのだったが…。

皆の目が無くなった隙に、置手紙を置いていなくなってしまったのである。「一人で生きてゆきます」、つばきの手紙を見た隼也は、ついに蓋をしていた自分の気持ちを行動に移すのであった。


127話(3月3日)勘当や!今日を限りにあんたは北村の人間やない
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」127話3月3日 トキ
125話(3月1日)リリコ「うちが欲しいんは女のささやかな幸せや!」
124話(2月28日)隼也「実は僕も結婚する事になりました」
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」124話2月28日 つばきの婆や
122話(2月26日)栞「どうだろう うちの跡継ぎに隼也君をくれないか?」

わろてんかネタバレ第21週「ちっちゃな恋の物語」(2月19日~2月24日放送)
隼也がニセモノの代理人に翻弄され、5000円という大金を騙し取られることになったアメリカの「マーチン・ショウ」の興行権詐欺騒動。

伊能栞は、隼也の目利きそのものは間違っていない、そして北村笑店の将来の事業の柱として、ぜひ本物の「マーチン・ショウ」を日本でやるべきだとおてんさんに改めて提案してきた。

しかし、隼也の暴走の悪夢が今だ覚めないおてんさんは、その話にワクワクすることができず、風太専務もまた、北村笑店は漫才に専念すべきだと言い、孤立を深める伊能栞取締役。

一方、北村笑店に戻された隼也は、北村笑店が本当の「マーチン・ショウ」を日本に招聘するかもしれないと亀井から聞かされ大喜びするが…。

その事に関してはまだ何も決めていない。もしそうなったとしても絶対に関与させないと、おてんさんからきつく言い渡され落ち込む隼也。

仕方ない、それじゃ別の企画を考えようと、今まで集めていた「マーチン・ショウ」関係の書類を全て伊能栞に託す隼也。そして寄席では、人気絶頂のミス・リリコアンドシローに異変が起こっていた。

四郎の漫才の出来に納得がいかないリリコがダメ出しとしていると、四郎が突然倒れてしまったのである。たいした事には至らなかったが、それ以来、四郎のことが気になって仕方がないリリコ。

このむずむずとした気持ちはなんやの?とおてんさんに相談すると、それは恋ちゃいますか?と言われ、頬を赤らめるリリコだった。

北村笑店には珍しい客が来ていた。隼也が密かに恋している加納つばきが、自分が集めていたショウの資料を隼也に手渡すためにやってきたのだ。つばきの姿を見て慌てふためく隼也。

そしてそんな自分の息子の狼狽ぶりをみて、おてんさんの心中も穏やかではなく、息子を巡って母親と恋人の争い勃発!?

一方、風太専務は、隼也が作成したショウの企画書を渋々読んでいたが、その論理的かつ明快な内容に納得の表情を浮かべていたのだった。

伊能取締役が力説した、隼也の目の付けどころは間違っていない、それを証明するためにも「マーチン・ショウ」を北村笑店でという提案は、こうして風太専務も賛成するところとなり、気持ちを固めたおてんさん。

やると決まれば、即行動。おてんさんと伊能取締役は、「マーチン・ショウ」日本公演を実現すべく、その膨大な制作費を負担してくれる共同出資者を口説き回るのだったが…。

海の物とも山の物ともつかないビジネスに尻込みする人たちばかり。万策尽きた2人は、もはや北村笑店と伊能商会だけでショウに関する費用を負担することを決意するのであった。

そんな2人の苦労を横目に、事の張本人である隼也は、加納つばきに首ったけ。でもある日突然、つばきからもう会えないと言われ落ち込む隼也であった。

実は加納つばきは北村笑店のメインバンクである中之島銀行の頭取の娘。そして間もなく親が決めた許婚と結婚するはずだったのだが、隼也と出会ったことで揺れ動くつばきの乙女心。

でも親には逆らえない…、隼也にお別れをするために、北村の家にやってきたつばき。雨振る中で隼也とつばきは言葉もなく立ち尽くしていた。

そして加納つばきの素性を知った風太は、莫大な金を融資してもらってる銀行の手前、絶対に2人は結ばれてはいけないと、2人を引き離そうとしたのだった。

お互いに好きだと分かりながらも、親からの期待と会社の状況を考えた時、この気持ちを相手に伝えることはできない…、精一杯の笑顔で別れの挨拶をする隼也とつばき。

北村笑店の社長としては、銀行を敵にすることが無くなったので一安心だったが、隼也の母親としては失格だと落ち込むおてんさん。

一方、隼也とつばきと同じように、互いに意識しながらも言葉にすることが出来ていなかったリリコと四郎だったが、ようやく四郎の決意が固まり、リリコにその想いを伝えようとしていた。


121話(2月24日)風太「親の心 子知らず 子ぉの心 親知らず」
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」121話2月24日 つばき(水上京香)
119話(2月22日)つばきの父は中ノ島銀行の頭取で許婚と結婚
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」119話2月22日 つばきと隼也
117話(2月20日)四郎「もっとリリコさんにふさわしい男やったら」
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」117話2月20日 伊能栞

わろてんかネタバレ第20週「ボンのご乱心」(2月12日~2月17日放送)
おてんさんが提案した“しゃべらん漫才”。それを見事に実践したミス・リリコアンドシローの人気は日に日に増して、いまやキース・アサリをも凌駕するほど。

しかも北村笑店は創業25週年という節目の時を迎えていて、ミス・リリコアンドシローを使って一気に東京進出を果たそうと主張する風太専務。しかし、25周年の記念事業ならもっと斬新なものじゃないと意味が無いと言う伊能栞取締役。

そしてここぞとばかりに、隼也はアメリカの「マーチン・ショウ」を日本に招聘したいと自らのアイデアを風太に話すのであったが、全く聞く耳を持たない風太に対して苛立ちを隠せない隼也。

ついには、もう丁稚奉公をするような時代じゃない、風太のやり方は古いと、今までの怒りを爆発させた隼也は、伊能栞の下で働きたいと言い出した。今の時代に合った最先端のエンターテインメントを学びたいと。

言われた風太は、専務としての面子を保つためなのか、おてんさんらの反対を押し切って、人気絶頂のキース・アサリのコンビ解散を一人で決めてしまう。キースを東京進出のキーマンとして送り込み、現地で相方を見つけて北村笑店の漫才を売り出そうという考えだった。

伊能栞の下で張り切る隼也は、早速、目をつけていたアメリカの人気レビュー「マーチン・ショウ」の日本での興行権を買いたいと伊能に相談するが、その商談話に危うさを感じた伊能は却下の判断を下した。

それでも諦めきれない隼也は、てんと風太に金を出してくれるよう説得を試みるが、2人は首は縦に振ることはなく、隼也は代理人の通訳をしているつばき(水上京香)に何か策はないかと会いに行くのだった。

てんは危惧していた。昔、屋台骨が傾いた米問屋の北村屋を建て直すため、キースが持ち込んだイギリス製のパーマ器販売で盛り返そうと、藤吉が大金500円を借金して、結局は騙された苦い過去。

今、「マーチン・ショウ」の興行権に夢中になっている隼也の姿が藤吉に重なっていたのだ。やはりあの父親にしてこの息子、不安に駆られるおてんさん。

でもこんな母親の心配をよそに、隼也は藤吉と同じく猪突猛進。しかもこんな時に、代理人の通訳であるつばきと話しているうちに、異性としてつばきを意識し始めてフォーリンラブ。

そして、手付金が無ければ興行権が他所に取られる状況になった隼也は、またしても亡き父親と同じ行動を取るのであった。

藤吉が自分のために残してくれた遺産の金を、おてんさんに相談もなく勝手に持ち出した隼也は、その金を代理人に渡したのだったが、その代理人はまったくのニセモノであり、すぐに騙されたことをしって頭が真っ白になる隼也。

事情を把握した伊能はおてんさんに報告するが、おてんさんも気が動転。そしてこんな無謀な事をするような息子に育ててしまった自分が悪いと嘆き哀しむのであった。

そしてもう他人様には迷惑はかけられない、一からこのバカ息子を鍛え直さなければと、伊能の下から隼也を北村笑店に戻し、自ら仕事を教え込むと宣言するおてんさん。

おてんさんの隼也に対する態度は、もはや母親のそれとは全く異なる激しいものであり、おてんさんの怒りに震えながら下働きに精を出す隼也。みかねた風太は隼也に、許してもらうある知恵を授けるのであったが…。

一方、おてんさんは伊能の下に出向いていた。改めて隼也が迷惑をかけたことを詫びるだったが、伊能からは意外な言葉を聞かされていた。

それは本物の「マーチン・ショウ」が日本で興行をしたいと考えていて、隼也の先見の明は決して間違ってはいなかったと。そんなおてんさんに向き合う隼也が取った行動とは!?


114話(2月16日)電髪事件再発でボン藤吉の息子はボンボン隼也
113話(2月15日)伊能栞社長「僕が父親なら殴ってるところだ」
112話(2月14日)加納つばき役は水上京香(プロフ紹介)北村家は京香が好き
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」112話2月14日 加納つばき
111話(2月13日)キース・アサリの正真正銘最後の漫才でコンビ別れ
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」111話2月13日 キース・アサリ

わろてんかネタバレ第19週「最高のコンビ」(2月5日~2月10日放送)
リリコと川上四郎のコンビ万歳、なんとか初舞台は乗り切ったものの、全く納得していないリリコ。でもこの2人を必ず人気絶頂のキースアサリと同じように北村笑店の一大看板に育てそうと張り切る女興行師のおてんさん。

しかし、リリコ四郎の万歳は、やってもやっても客の反応が悪く、どうしたものかと悩むてんは、役員の伊能栞に相談。助言をもらうどころか、逆に2人をスター芸人にすると決めた以上、諦めてはダメだと念を押されてしまう。

アメリカ留学から帰国した隼也(成田凌)が、藤吉の跡を継ぎたいという夢を実現するため、北村笑店で働きたいと言ってきた。隼也はすぐに経営に参加できるものを張り切っていたが…

まずは下働きからだというてんと風太の意見に、納得がいかない隼也であったが、渋々、昔ながらの丁稚奉公から始めることになった。

リリコ四郎を売り出す方法について、北村笑店の専属万歳作家となった楓が斬新なアイデアを持ち込んできた。流行っている少女歌劇団のように自前の雑誌を作って、そこで2人を大きく扱う。それに東京でブームになっているブロマイドも作って人気を煽る。

てんたちは次から次へと新しいアイデアをすぐに実現していったのであるが…、肝心のリリコと四郎の万歳がさっぱり受けず、焦りを隠せないてんたち女子チーム。そんな時、キースとアサリからヒントとなる言葉をかけてもらい、一筋の光りが見えてきた。

一方、下働きの丁稚奉公を嫌々やっていた隼也。風太から寄席の売店の売上を上げろという指示に張り切っていたのだが、なかなか売上が伸びず焦る隼也。そんな隼也に亀井が、昔、てんがどうやって売上を伸ばしたのかを話すのだった。

それを聞いて発奮した隼也。アメリカ仕込みのアイデアをひねり出し、次から次へと実現させていくその表情には充実感に満ちていた。てんも隼也に負けじと斬新なアイデアをリリコと四郎にぶつけていた。

それは2人が目指す“しゃべくり万歳”ではなく“しゃべらない万歳”。リリコだけが一方的にしゃべって四郎はだんまりという珍妙なスタイルだったが、しゃべくり万歳にこだわりを持つ2人は猛反発。落ち込むてんに追い討ちをかけるうように、もう女興行師は辞めろと風太は言い放つのだった。

そして事態は最悪の方向に。四郎がリリコとのコンビ万歳を辞めたいと言ってきたのだ。もう四郎のことは諦めて別の人間を相方にした方がいいと風太が言うが、伊能栞からの紹介ということもあり、またもや栞に相談するおてんさん。

おてんさんが勧めるしゃべらない万歳のどこが面白くて新しいのか。それを誰にでも分かるように論理的に、そして興行師として自信を持ってリリコと四郎に話すべきなんじゃないかと諭す栞。

興行師としての迫力で2人に詰め寄るおてんさん。かくして2人は再びコンビを組んでミスリリコアンドシローの再出発となり、気合十分で高座へ上がることになり…。

隼也が考え出した芸人の似顔絵まんじゅうを買った人や、楓が編集した月刊誌「キタムラ」を抱えた人など、数多くの客が待ち構える中、ミスリリコアンドシローの伝説が始まろうとしていた。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。


109話(2月10日)風太「あと2年は下働きしてもらうからな」
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」109話2月10日 ミス・リリコアンドシロー
107話(2月8日)しゃべらん漫才で自尊心が傷ついた四郎が解散宣言
106話(2月7日)しゃべらん漫才は歌子と万丈目のケンカがネタ元
105話(2月6日)リリコ「うちはそこら辺の女子とは違う」
104話(2月5日)隼也はアホボン丁稚奉公。藤吉は「不能犯」で多忙。
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」104話2月5日 隼也

わろてんかネタバレ第18週「女興行師てん」(1月29日~2月3日放送)
北村笑店の社長・北村藤吉が死んだ。その葬儀もつつがなく執り行われ、おてんさんの長屋の家には、続々と弔問客が訪れていた。藤吉の幼馴染であるリリコ、それに藤吉が初めて寄席の席主となるきっかけを作ってくれた亀井の姿も。

それぞれに藤吉との思い出話をする面々。そして病に倒れた時、2人でだけで交わした約束があり伊能栞は、その約束を果たすべく、北村笑店の役員となってみんなを支えていくと力強く言うのだった。そして藤吉の死をからほどなく、風太とトキの間に赤ん坊が生まれた。

藤吉の死後、北村笑店の社長に就任したおてんさん。しかし世間からは名前ばかりの女社長と見られることが多く、それがてんの癇に障っていた。それに気付いた伊能栞は、慰めるどころか逆に女性の利点を生かしてもっと積極的に会社経営すべきだとてんを挑発。

その気になったおてんさんは、新しいスター芸人を発掘すべく、トキたちの協力を得ながら“女興行主”としてその才能を開花させていったのだった。

まずはリリコ。映画女優として伊能栞の会社と契約していたが、藤吉が生きている時から女優は嫌だと公言していたので、てんやトキが進めるスター芸人発掘作戦に大乗り気。まずは自分からと、伊能栞に直談判して北村笑店にめでたく転籍。

さて、どんな芸でリリコを売り出そうかと思案中のおてんさんとトキであったが、夫婦万歳を辞めた歌子や新聞記者の楓という切れ者の助っ人も集まり、スター芸人発掘作戦はますます勢いづき…

リリコ単独でもいいけど、夫婦万歳で味をしめた歌子らの提案で、リリコにはコンビでの万歳がいいはずだと考えたてんたちは、リリコの相方探しに奔走。その動きを知った伊能栞は、一人のメガネをかけた小太りの男を連れてくるのだった。名前は川上四郎(松尾 諭)でアコーディオン奏者。

音楽学校でピアノを学び、演奏家として大成する夢を追うが叶わず、無声映画の伴奏楽士をしている男。しかし伊能栞による映画のトーキー化で仕事が無くなり、その責任を感じた伊能栞がリリコの相方にどうかと紹介したのだった。

口ベタだけど、その演奏は素晴らしく、てんたちはすぐにリリコに薦めるのだが、四郎の意味の無いプライドの高さが気に入らないリリコは、その首を縦に振ることは無く戸惑うてんたち。

なんとか、てんたちの説得もあり、リリコは四郎と万歳コンビを組むことを渋々承諾。これでスター芸人輩出の土台が出来たと活気づく北村笑店。そこに、思いもよらぬ人物が現れてまたまた華やかな空気が漂う。

アメリカに居る啄子を頼って留学していた隼也(成田凌)が帰ってきたのだ。早速、リリコ四郎コンビの売り出し方のアイデアを次々と繰り出す隼也に目を細めるてん。しかし、肝心のリリコと四郎の間に早くも亀裂が入り、暗雲漂う雰囲気に。

2人の意地の張り合いは結局、コンビ解散という最悪の結果になり、落ち込むてんたち。しかし、生前、藤吉から言われていた興行主としての意地の見せ所だと考え、2人を呼び出して激しく叱ったのだった。実はリリコと四郎、内心ではお互いのことを認めていたのだったが、素直になれなかっただけ。

それを知ったてんは、全国漫才大会を通してコンビ復活をはかるべく、2人を焚きつけたのだった。目指すは、人気絶頂のキース&アサリに漫才大会で勝つこと。リリコと四郎の目の色が変わり、いよいよ本番の高座へ。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。


103話(2月3日)ミスリリコアンドシローの初舞台と幽霊藤吉
102話(2月2日)隼也が成田凌で肥った?写真で検証してみた
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」102話2月2日 隼也(成田凌)
101話(2月1日)楓「美男は3日で飽きる」に感謝で成田凌待ち。
100話(1月31日)伊能商会が大急百貨店で益子次郎が川上四郎?
99話(1月30日)トキ「おてん様はヤマイモちゃうえ!」で柳々亭燕團治
98話(1月29日)リリコのモデルはミスワカナで玉松一郎は川上四郎で松尾諭
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」68話1月29日 リリコ

わろてんか第17週「ずっと、わろてんか」(1月22日~1月27日放送)
伊能栞曰く、おてんさん。息子隼也も大きくなり、ごりょんさんとしての貫禄も付いたてんを“おてんちゃん”ではなく“おてんさん”と呼ぶことにして、そのおてんさんの甲斐甲斐しい介護のおかげで藤吉は北村笑店の社長に無事に復帰することができた。

左半身に麻痺が残ったものの、今まで以上に精力的に寄席経営にのめり込む藤吉。大阪と東京を行き来し、時代の流れとともに新しいものがドンドン入ってきている東京や大阪の活況を俯瞰しながら、100年以上続く万歳を作らねば、藤吉は総支配人の風太とともにその意を強くしていた。

そしてそんな藤吉の眼は、東京や大阪を飛び越えて、海の向こうのアメリカまで向いていた。アメリカといえば、母親啄子が、新たな夢を追うために旅立って行ったところ。そして息子隼也も、アメリカの冒険王リンドバークに憧れていて、まさしく夢大きい北村家の血筋。

その頃、風太と生活をともにしていたトキが懐妊した。これを知った風太は藤吉に名付け親になって欲しいと大喜び。また万丈目にも新たな展開が待っていた。その文章を書く能力を知った新聞記者の楓が、新聞に小話を書かないかと誘ったのだった。

そして意外や意外、その小話がなかなかの評判で、文筆家としての才能を開花させる万丈目。庶民の普段の生活が書かれた万丈目の記事を読んだ風太は、ここに万歳100年の秘密があるはずだと、キースとアサリに、普段の生活の中から面白いものを見つけて来いと銭湯通いを命じるのであった。

一方、おてんさんはと言うと、藤吉が全部抱えていた寄席経営、いわゆる興行主の仕事を藤吉から教えてもらっていた。もし自分に何かが有ったら、そんなことも頭にあった藤吉は、一生懸命に妻に仕事の中身を伝授。そしてせっかくだから女性ならではの万歳を考えてみたらどうかと、おてんさんに提案。

キースとアサリ、そしておてんさんがこれからの万歳を四六時中考えていた時、ふと万丈目が書く文章の面白さに気付いたおてんさんは、キースとアサリのために万歳のネタ台本を書いてもらうことを思いつき、すぐに万丈目に相談。嬉しそうな顔になる万丈目であった。

そんな北村笑店に懐かしい人が帰ってきた。アメリカに旅立って行った藤吉の母・啄子が大阪の街に姿を見せたのであった。かつて北村屋が潰れる惨状を目の当たりにした啄子だったが、今では大阪一の興行主となった北村笑店を見て驚く啄子。再会を喜ぶ北村家の家族たち。そんな中、啄子は藤吉に思いがけない言葉を投げかけた。

啄子との再会の喜びもつかの間、また北村笑店に衝撃が走った。藤吉が再び脳卒中で倒れたのだ。懸命に看病するおてんさん。生死の境をさまよう藤吉の姿を見た風太は、藤吉から託されていた100年続く新しい万歳を作るべく万丈目たちをせかすのだった。

おてんさんの祈りが通じたのか、ようやく目を覚ますことができた藤吉は家に帰りたいと言い出す。二度の発症ということで、皆が覚悟を決め、藤吉の思うがままにさせたいと自宅に連れ帰るおてんさん。藤吉は遠い目をしながら、昔、おてんさんと出会った話をするのだった。

万丈目のがんばりもあり、ようやくキースとアサリの新しい万歳が完成した。その初披露が行われる風月亭には、リリコたちの姿があり、藤吉もおてんさんも笑顔で皆を迎えていた。そして北村笑店の役員になって欲しいと藤吉からお願いされていた伊能栞も、その笑顔の裏で藤吉の最後の思いを一人、かみ締めていたのだった。

その3日後、藤吉の容態が悪化した。おてんさんは片時も離れず、藤吉の手を握り締めてその回復を心から願っていた。その時、藤吉は夢を見ていた。昔、儀兵衛に叱られて蔵に閉じ込められていた時、てんが自分の芸で笑ってくれたこと。そのことが生きる励みになり、その後もずっとてんの笑う姿がそばにあったから幸せだった。精一杯の言葉でおてんさんに礼を言う藤吉は、そのまま永久の眠りについたのだった。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。


97話(1月27日)北村藤吉の尊く厳かな死に際の全セリフ完全保存版
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」67話1月27日 藤吉の遺影
96話(1月26日)藤吉はナレ死じゃなく厳かに息を引き取って欲しい
95話(1月25日)藤吉二度目の脳卒中発作。金太郎も励ます100年万歳
94話(1月24日)啄子・鈴木京香が美しすぎて藤吉の脳卒中再発を忘れてしまう
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」94話1月24日 北村啄子
93話(1月23日)藤吉「ボヤボヤしとったら白髪のじいさんや」
92話(1月22日)藤吉死亡フラグの左手の震え。啄子は再婚していた
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」92話1月22日 藤吉

わろてんか第16週「笑いの新時代」(1月15日~1月20日放送)

大正12年の関東大震災から数年後。時代は昭和に移り、さらなる技術の進歩が世の中をさらに便利にしていた。その代表的なものがラジオ。箱の中から聞こえてくる人間の声や歌声に沸き立つ庶民たち。

北村笑店でも、朝、ラジオから流れる音楽とともにラジオ体操をみんなでするようになっていた。そして世の中は空前の万歳人気。総支配人の風太はここぞとばかりに万歳芸人を売り出そうとするが、古典落語を大切にしたい藤吉は、風太と寄席経営について対立してしまう。

そんな風太であったが、私生活ではいつトキに求婚するのかと周囲の人間がヤキモキする状態。業を煮やしたキースが、西洋風の求婚の仕方を風太に伝授してけしかけたが…、敢え無く惨敗した風太の姿が痛々しい限り。

そんな時、藤吉が突然倒れてしまう。病名は脳卒中(中風)。病院に担ぎ込まれた藤吉の意識は戻らず、焦るてんであったが、それでも必ず回復すると信じて藤吉の世話をし続けていた。

藤吉とてんを心配して、病室に見舞いにやってくる北村笑店の芸人たち。てんは気丈に振る舞い、逆に芸人たちをごりょんさんとして励ますのであったが、たまたま家に戻った時に伊能栞がやってきて、栞の顔を見た瞬間に緊張の糸が切れたてんは、栞の胸で号泣するのであった。

てんや北村笑店の芸人たちの祈りは通じ、ようやく藤吉の意識が戻った。しかし、その身体には麻痺が残り、苦渋と焦りの表情を見せる藤吉。一方、北村笑店には、所属する月の井団吾に、ラジオ放送会社から出演の依頼が入っていた。

ラジオで団吾の落語が放送されてしまうと、寄席に足を運ぶ客が居なくなってしまう、そう考えた風太は即座に断りの連絡を入れたのだったが、当の団吾は乗り気そのもので…。

藤吉の病室には、懐かしい人たちが顔を揃えていた。藤吉とてんを案じた実家の藤岡屋から、妹のりんと母親のしずが、京都から見舞いに来ていたのだ。2人の姿を見てさらに気持ちを強くするてん。

北村笑店ではラジオ出演に乗り気の団吾と、それに反対する風太が対立していた。なんとしてでも団吾を止めなければと必死に団吾の行方を捜す風太たちであったが、団吾の姿はどこにもなく、焦る風太。

方や、病室で身動きさえも不自由な身体にいらつく藤吉であったが、尋ねてきたリリコから、藤吉が意識不明だった頃のてんの頑張りを聞いて、自らの気持ちを改めていたのだった。

団吾の行方が分からないまま、ラジオ放送の日がやってきた。風太は、藤吉にも団吾のラジオ出演のことを相談していて、藤吉はそれに賛成していたのであるが、それでも風太だけは反対の気持ちが消えなかったのである。

どうしても阻止しなくては…。風太やトキたちはラジオ局の前で張り込んで団吾を待ち構えるが、団吾の姿は全く見せず、団吾は諦めたに違いない、そう喜ぶ北村笑店の面々。でもその時、ラジオから流れてきたのが、まさしく団吾の声であった!

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

91話(1月20日)風太がトキと結婚して粒あんよりこしあん派
89話(1月18日)しず「好いたお人とする苦労は苦労のうちに入りまへん」
88話(1月17日)脳卒中の藤吉の体の麻痺。ろれつが回る奇跡
87話(1月16日)脳卒中になる前兆サインはこれ。藤吉の後遺症は?
86話(1月15日)隼也と親子喧嘩した後に脳卒中で倒れた藤吉

わろてんか第15週「泣いたらあかん」(1月8日~1月13日放送)
キースが世界一の芸人になると宣言して旅立ってから数年。藤吉は北村笑店を日本一の笑いの場にすべく、首都・東京への進出を夢見て、足繁く東京に通っていた。大阪と同じように寄席を買収することが当面の目標であったのだ。

大阪では、万丈目と歌子の夫婦漫才が相変わらず大好評で全国各地から声がかかる一方、キースとのコンビ解消となってしまったアサリは、その芸が全く受けず落ち込むばかり。

そんな時、東京に行っていた藤吉は、アメリカに行ったはずのキースと浅草で再会。 どうしてここにいるんだと尋ねる藤吉に対して、まともに答えようともせずにその場から逃げようとするキース。

訝しがる藤吉であったが、まずは大阪に帰ってみんなにキースに出会ったことを報告しようと思っていた矢先に、東京で関東大震災が発生。その情報はすぐに大阪にも伝わり、キースのことを知ったてんたちは、その身を案じ…、風太が急遽、キースの安否を確かめるために東京に旅立ったのである。

被害が甚大であることは皆よく知っており、風太のことを心配するトキ。しかし、キースはもちろん東京の芸人を救うという風太の気持ちは強く、トキは風太に安全祈願のお守りを渡すことしかできなかったのである。

てんたちも自分たちに出来ることはないかと考え、東京の芸人たちのために救援物資を送ることを決め奔走していた。それを聞きつけたリリコと伊能栞もその考えに賛同して協力することに。

その頃、東京ではキースが一人の初老の女性の世話をしていた。浅草で出会った二人はまるで親子のように暮らしていたのだが、この震災のショックで記憶喪失になり途方に暮れるキース。食うにも困る東京に居ては何もできない…、キースはその女性・志乃を連れて大阪に戻ってきたのである。

北村笑店に姿をみせたキースと志乃を見て大喜びするてんたち。そして志乃の事情を知ったてんは、長屋で志乃の世話を買って出た。アサリは相方であるキースが戻ってきたことを心の底から喜び、そして再びコンビを組んで漫才をしようとキースに申し出るが、今はそんな気にはなれないと暗い顔をするキース。

そして暗い表情をしている人間がもう一人居たのだった。それは伊能栞。キースと志乃が大阪に来てから、伊能栞の表情から笑顔が消え、何か考え込んでいるような顔付きに。

そんな栞を心配したてんと藤吉が、その理由を栞に質すと…、志乃が自分の産みの親だと言う栞。そして自分を捨てて逃げてしまった母親であるとも。てんと藤吉は2人の仲をなんとか取り持とうとするが、栞が首を縦に振らない状況が続き、お手上げ状態のてんと藤吉。

そんな中、関東大震災の被災者に救援物資を送り続けるのは、伊能栞の会社の売名行為、宣伝だという根も葉もないデタラメな記事が新聞に載ってしまったのである。栞の会社には記者たちが押し寄せ大騒ぎに。

てんはそんな栞のことが心配になり、栞の会社を訪ねるが、相変わらず記者たちが騒ぎ立てていて、その騒動に巻き込まれた志乃が転んでしまい頭を強く打ってしまうのであった。

しかし、このことが幸いしたのか、志乃は失っていた記憶を取り戻したのだった。そのことを知ったてんは、すぐに栞に報告するが、志乃には絶対に会わないと頑な表情のまま。

その頃、北村笑店に一本の電話が入った。それは東京に行ったままの風太であった。東京の状況を風太が知らされた藤吉は、困っている東京の芸人を大阪の寄席に呼ぶように手配してくれと風太に言い、風太もこれで人助けになると威勢のいい返事。そして藤吉から受話器をもらったトキは、久しぶりに聞く風太の声に涙目になったのである。

間もなくして、東京に帰ると言い出した志乃。その前になんとか栞と仲直りさせたいと考えたてんと藤吉は、志乃のお別れ会を開くことを決め、その場に栞を呼び出そうとしたのだった。

お別れ会当日。いつまでまっても栞の姿は見えず、ヤキモキするてんと藤吉。やがてお別れの挨拶になり、キースが息子のようにお礼の挨拶をしようとした時、ついに伊能栞が姿を見せ、そしてキースから栞という名前の由来を知っているのか?という言葉に顔色を変える栞であった。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

85話(1月13日)志乃と伊能栞の鼻がそっくりでドラマの道しるべ高橋一生
84話(1月12日)伊能栞が初めて怒った顔を見せたので画像保存
83話(1月11日)伊能栞の誕生日は明治二十年十月二十九日、35歳。
82話(1月10日)栞の母親だった志乃は元は向島の芸者でひよっこロス
81話(1月9日)銀粉蝶と高橋一生の顔が似ているので写真で確認してみた
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」81話1月9日 志乃(銀粉蝶)

わろてんか第14週「みんなの夢」(1月4日~1月6日放送)
小豆沢とわは本当に苦しんでいた。自分だけが踊りがヘタクソで、みんなの足を引っ張っている、そして大阪の街もなんだか冷たく感じてしまい、もう島根に帰りたい…、もはや逃走寸前状態のとわ。

そんな時、てんと藤吉の息子・隼也が学校で問題を起こした。同級生と口喧嘩の挙句、相手に怪我をさせてしまったのだ。

その理由を問い詰めるてんであったが、固く口を閉ざしたままの隼也。しかもその態度は反抗期そのもので、さすがのてんもお手上げ状態。

そんな隼也の気持ちを察したとわが、一緒に家出しようと隼也を誘い、人目を忍んで家を出る寸前…、伊能栞に見つかってしまい、二人の逃亡劇はあえなく終了。

栞は隼也になぜ家出しようとしたのかを優しく問うと、母親が仕事ばかりで自分のことを気かけてくれない旨のことを話し出し、栞がそのことをそのままてんに伝えると、母親失格だと落ち込むてん。

一方、家出を断念したとわは、都たちの励ましもあり、また安来節の踊りの稽古に励むのだったが、それでもやはり4人の息が揃うことは無く、どうしたものかと頭を抱える藤吉とてん、そして風太。

安来節乙女組には何かが足りない、そう感じた風太が頼ったのが、リリコ。安来節乙女組の踊りの指導をリリコにお願いしたところ、リリコのズバズバ言う性格もあいまって、すぐに反発する乙女組4人。

でも嫌々ながらもリリコの指導通りに踊ってみると、これがなかなかのもの。リリコの言う通りに踊っていけば成功するかもしれない、そんな思いが4人の心の中に芽生え始め、仲間意識も少しずつ強くなっていったのだった。そしてついに、安来節乙女組が北村笑店の高座で、その踊りを披露する日がやってきたのである。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

78話(1月5日)リリコの腰に手を回す伊能栞に「私にもして~」
77話(1月4日)明治は五代友厚、大正は伊能栞、みかんは眉山家?

わろてんか第13週「エッサッサ乙女組」(12月25日~12月28日放送)
月給制が話題となり、多くの芸人が北村笑店に押し寄せた結果、北村笑店が抱える芸人は200人を越えるまでになり、経営する寄席のカズも15箇所と、飛ぶ鳥を落とす勢いの北村笑店。

社長の藤吉をはじめ、経理担当のてん、そして寺ギンと袂を分かった風太が寄席を束ねる総支配人として、日々、奮闘する毎日。収入が安定したために、芸人たちがそれぞれの芸を磨くという好循環が、ますます北村笑店を栄えさせていたのだった。

しかし、そんな北村笑店に異を唱えたのが、大阪郊外の宅地開発と娯楽施設開発で成功を収めつつあった伊能栞。寄席の運営方法からその仕組みまで、昔と全く変わっていない。このままでは時代に取り残されると、総支配人の風太にハッパをかけたのだった。

それを聞いて奮起した風太は、何か新しい目玉になるものはないかと頭を捻っていたところ、奇妙な踊りと覚えやすい歌が流行り始めていた島根県発祥の安来節に着目。藤吉社長に、これは絶対に面白いから北村笑店に取り入れましょうと提案。

いい提案だと直感した藤吉は、まずは安来節の本場に直接行って、この眼で安来節を確認したい、できれば現地で踊り手を採用したいとと汽車に飛び乗り、島根県へ。そして、ぜひ一緒に観て欲しいとてんを島根まで呼び寄せ、安来節を北村笑店で上演することが決定。

安来節の踊り手を採用するために、現地で採用試験を行う藤吉とてん。数多くの村娘たちの中から選ばれたのが、とわ(辻凪子)都(大後寿々花)なつ(畦田ひとみ)あや(鈴木球予)の四人娘。

皆、大阪の街で仕事ができると喜ぶが、一人浮かぬ顔の都。なぜなら、彼女の父親が娘の大阪行きに猛反対しているから。踊りが一番上手い都だけに、てんと藤吉は父親の説得を試みるも、難攻不落の頑固親父。

大阪では誰でも知るようになった北村笑店だが、地方での知名度も無ければ信用も無い。親御さんから信用してもらえるように、もっと頑張らねば、そしてこの娘たちをきっちり教育していかなければと決意するてんだった。

そして大阪に戻った藤吉とてんだったが、一緒に連れてきた4人娘たちが集団生活に馴染めずに、喧嘩ばかり。せっかく女子寮で用意したというのにと、天を仰ぐ藤吉とてん。名前も「安来節乙女組」と決まったはいいが、ここままでは高座に上がることもままならず、不安になった藤吉とてんは、風太に彼女たちの教育を任せることに。

かくして「安来節乙女組の総監督になった風太は、この4人の娘たちを本物の踊り子にするために、四六時中ずっとかかわりっぱなし。そのため、いつもは自分にかまってくれるはずだったトキが寂しい思いをしていたが、突然キースから呼び出されて…。

てんは大阪の母になるべく、4人娘たちのために島根名物・ドジョウ鍋を作って振る舞うが、小豆沢とわと隼也の姿が見えなくってしまい、大騒ぎに。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

76話(12月28日)安木節乙女組は恋愛禁止で風太は太巻社長?
75話(12月27日)風太の苗字は武井で、なつキース隼也の不機嫌
74話(12月26日)とわ、都、なつ、あやの4人で安来節乙女組決定
73話(12月25日)7歳の隼也は村田健太郎&眉山藍之助で南岐佐くん
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」73話12月25日 隼也

わろてんか第12週「お笑い大阪春の陣」(12月18日~12月23日放送)
その借金を肩代わりすることで、北村笑店の専属となった月の井団吾師匠。 当代随一の人気落語家を抱えることになった席主の北村藤吉は、もっと会社を大きくしたいと、経営する寄席をもう一つ増やしていた。

そしてもっと数多くの寄席をと願う藤吉の前に大きく立ちはだかったいたのが、芸人の太夫元である寺ギンであった。寄席をいくら増やしたところで、寺ギンが芸人を派遣してくれないことには事が進まず、思案する藤吉。

そこで思いついたのが、自ら契約する芸人を増やして寄席経営をしていこうとするもの。このことに、妻のてんは不安を感じていた。藤吉が目指すところは、寺ギンを排除しようとすることであり、寺ギンが黙っているはずがない…。

案の定、てんの予感は的中するのである。北村笑店に派遣した芸人が怪我をしたということで、寺ギンが北村笑店に怒鳴り込んできたのだ。そして、見舞金を渡そうとするてんと藤吉に、芸人の引き抜きをしたらとんでもなくことが起きるぞと恫喝。恐縮するてんと藤吉だったが、寺ギンの疑心は晴れることなく…。

寺ギンから派遣されてくるはずの芸人が北村笑店の寄席に、言い訳をつけてやって来なくなり、そのうちに、北村笑店の3つの寄席に出演するはずだった寺ギン派遣の芸人が誰もいなくなってしまったのである。

月の井団吾に袖を振られ、しかも北村笑店の専属になったことで自尊心が傷つけられた寺ギン。しかも北村藤吉は、自分のところの芸人まで引き抜こうとしている、寺ギンの猜疑心は留まることを知らなかったのである。

かくして、藤吉とてんは北村笑店独自で芸人たちを抱えることを決意したのだった。そして、芸人はもちろんこと、その家族の面倒もしっかりとみないといけない、先代のごりょんさんから言い伝えられた北村屋の家訓を思い出しながら、てんは藤吉に芸人の月給制を提案したのである。

芸人の月給制、それは大阪の芸の商習慣に無いことであり、今までのしきたりを壊すような動きは、寺ギンは絶対に許すはずがない、だからすぐに謝れと、心配してやってきた風太であったが、てんと藤吉の決意は固く…やがて風太の心配は現実のものになっていったのである。

寺ギンは、同じ太夫元にも手を逃して、北村笑店に芸人を派遣したいことで口裏を合わせ、落語界の大御所である喜楽亭文鳥師匠にまで手を回していたのである。

芸人が誰もやってこなくなり、閑古鳥が鳴く状態の北村笑店の寄席3つ。もはや万策尽きたという時に、寺ギンが卑屈な笑みを浮かべながら北村笑店にやってきたのであった。そして、北村笑店の寄席全部を自分に売れと。そうすればお前たちは生きていける…、屈辱的な言葉に唇をかみ締める藤吉とてん。

その時、風太が大勢の芸人たちと姿を見せたのであった。芸人全員が北村笑店と契約したいと。しかし、その芸人たちは寺ギンに借金をしている者ばかりで、そんなことことが許されると思ってるのかと一喝する寺ギンだったが…、

その借金ならうちで肩代わりしますと、前に進み出たてん。狼狽する寺ギンを尻目に、自ら貯めこんでいたへそくりを全て出して、寺ギンの持つ芸人たちの借金の証文と引き替えにしたのだった。

芸人を大切にする北村笑店、この話はすぐに大阪中に知れ渡って、あの喜楽亭文鳥師匠の耳に入ることとなり、師匠が率いる伝統派の落語家たちも、続々と北村笑店と契約することになったのである。

評判がガタ落ちした寺ギンは、やがて大阪の街から姿を消し、そして、てんと藤吉の危機を救った風太は、北村笑店の番頭になっていったのである。そして北村笑店が経営する寄席の数は、10個の二桁に。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

72話(12月23日)てんがへそくりを出して北村笑店の窮地を救う
71話(12月22日)藤吉が文鳥師匠と、風太は寺ギンからクビ宣告
69話(12月20日)治五郎「わろてもろて人を幸せにする仕事があるんやのぉ」
68話(12月19日)初めて藤吉がまともに思えた寺ギンへの言葉
67話(12月18日)曲芸師芸人の妻・富役は宮嶋麻衣でNHK御用達女優
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」富役・宮嶋麻衣

わろてんか第11週「われても末に」(12月11日~12月16日放送)
風鳥亭の高座を放り出して逃げてしまった団真。その姿を観て、もう昔の関係に戻れないと悟ったお夕は、風鳥亭から去っていったのである。そのことを団真に告げに行ったてんだったが、団真もまたもう2人のことはどうでもいいと自暴自棄状態。

このことを藤吉に話すてんだったが、いい加減、お節介は辞めて隼也の子育てに専念したらどうかとてんに冷たい視線を送る藤吉。団吾との専属契約に耳を貸さないてんを疎ましく思う藤吉は、てんを仕事場から遠ざけようとしたのだった。

そう言われたてんも売り言葉に買い言葉で、隼也の子育てに専念していたが、その口から出てくるのは藤吉への愚痴ばかり。そんなてんを観て、リリコが忠告したのである、藤吉の席主としての考えは正しいと。

リリコからの叱咤激励で目が覚めたてんは、風太に頼み込んで団吾に会うことになり、どうか風鳥亭の高座に上がって欲しいと願い出るも、団吾の返答は金が無いとダメだと一点張り。

がっかりしたてんだったが、そこで偶然にもお夕に出くわした。風鳥亭を飛び出して帰る場所が無かったお夕は、昔のよしみで団吾の別宅に身を寄せていたのだった。そのことをすぐに団真に告げに行くが、団真は相変わらず自暴自棄状態でほっといてくれと言い…。

団真とお夕、そして藤吉とてん。二組の夫婦仲はギクシャクしたままで、見かねたトキと風太が藤吉とてんの仲を取り持ち、ようやくお互いの気持ちを通い合わせるてんと藤吉であったが、もう一方のお夕と団真のことが気になるてんは、またもやお節介をすることになり…

お夕と団真の縁りを戻してあげたいと、団吾に相談に行ってしまうてん。その内容をを聞いて激怒する団吾。お夕は団吾にとっても愛しい思い人だったのだ。そんなお夕を悲しませる団真は絶対に許せない、団吾の目がひきつっていた。

その頃、団真は自殺をほのめかす置手紙を残して姿を消していた。それに気付いたてんはお夕とともに必死で団真を探し回るが…、団真を見つけたのはお夕だった。川べりで呆然としている団真を叱るお夕だったが…

俺の気持ちはお前には分からないと、弟弟子である団吾への嫉妬とお夕への思いが複雑に絡み合う団真の心中。2人はお互いの気持ちが擦れ違ったまま、その場から去っていったのである。

そんな2人をなんとかしたいと願うてんは、藤吉に頼み込んで、団真を風鳥亭の高座に上がらせることに。その知らせは団吾に届き、団真が風鳥亭の高座の上がる当日、若い衆を引き連れた団吾の姿が風鳥亭に有った。もちろん、お夕の姿も。

渾身の落語を披露する団真。それに反応して多いに沸く客席。お夕の目には大粒の涙があふれ、団吾も満足気に帰っていったのである。

かくして、お夕と団真の仲は元に戻り、団吾も自身の借金を北村笑店が肩代わりしてくれるなら、という条件で北村笑店との専属契約を結ぶことになったのである。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

66話(12月16日)団吾が恋敵団真を兄さんと呼び、北村笑店と契約
65話(12月15日)お夕は魔性の女で団吾師匠の心境の変化の理由は?
64話(12月14日)団吾「お夕はわしのもんや!団真に返す訳にはいかん」
63話(12月13日)お夕の変わり身の早さとキースとアサリのコンビ結成
62話(12月12日)お夕が団吾の別宅に居て美人は得するということ?
61話(12月11日)リリコは毎回同じワンピース?そして長いセリフ

わろてんか第10週「笑いの神様」(12月4日~12月9日放送)
第一次世界大戦のおかげで世の中は景気よく、時は大正5年の秋、二つ目の寄席も経営し始めていた北村笑店は、順調にその売上を伸ばしていた。

この勢いでもっと寄席を経営すれば、息子の隼也と妻のてんに楽な暮らしをさせてあげられる、藤吉の家族愛という名の事業意欲はますます強くなり、寄席経営にのめりこむ藤吉であったが、てんの忙しさは相変わらずで、子守を雇いながら仕事にも精を出す毎日。

藤吉の頭の中には、落語会の風雲児と呼ばれる当代きっての人気者である月の井団吾の顔が常にあった。彼をこの北村笑店の専属にできないか…、あちこちに探りを入れて分かったことは、月の井団吾と専属契約するためには契約金1万円という大金が必要だということ。

ここが勝負時と決めた藤吉は、てんの心配をよそに、月の井団吾との専属契約に走り出してしまい、例え借金してでもという覚悟までしていたのであった。

そのことを知った風鳥亭開業から出演している芸人たちが猛反発。キースやアサリ、それに万丈目までが自分たちをなんだと思っているんだと藤吉に猛抗議。そして自分たちにも契約金を出せと主張すると…

藤吉は言い切ったのである、不服があるのなら北村笑店の寄席に出なくてもいいと。呆然とする古参の芸人たちと、この先を心配するてんであったが…

ふと外を見ると、寄席の入り口の前で倒れこんでいる女性を見つけ、介抱するてん。その女性の名はお夕。なんでもここ大阪に夫と2人で逃げてきたらしく、逃げる途中で夫と生き別れてしまい、疲れと空腹で倒れたとのこと。事情を察したてんは、お夕に寄席の手伝いを頼み、北村笑店で面倒をみることにしたのだった。

古参芸人たちに辞めてもいいと言い放った藤吉は、月の井団吾との契約に奔走するも、なかなか会えずに焦るばかり。そんな時、月の井団吾が別の寄席に出演しているとの情報を耳にして、すぐに駆けつけてみると、そこいたのは、月の井団吾ではなく月の井団真という男だった。

藤吉はその話を帰ってからてんたちに聞かせると、お夕の顔色が変わったのだった。実はその月の井団真という落語家が自分の夫だとてんに話すお夕。

お夕の父親が落語家で、その弟子に団吾と団真の兄弟弟子がいた。お夕は2人から好意を寄せられていたが、お夕が選んだのは兄弟子の団真。そのことを知った父親が結婚に反対したことで駆け落ちして大阪に流れ着いた。もちろん、怒り心頭の父親から団真は破門。でも団真の落語は本物だと真剣に訴えるお夕。

その話を聞いたてんは藤吉を説得し、団真の落語を藤吉に聞いてもらうのだった。ニセ団吾と言って初めは相手にしていなかった藤吉であったが、団真の落語を聴いて納得。しかもキースたち古参芸人たちはストライキ中ということもあり、藤吉によってはまさに渡りに舟のような状況に。

そんな時に、月の井団吾から契約金が2万円なら専属になってもいいとの話が持ち込まれ、歓喜の表情で団吾に会いに行く藤吉であったが、そこで提示されたのはもう一つの条件だった。それは兄弟子・団真が上がるような高座には出ないということ。

団吾は、自分が好きだったお夕と駆け落ちした兄弟子の団真が許せなく、そして最愛の人を奪われたことで団真を憎むまでになっていたのだ。

藤吉は絶対に北村笑店の高座には団真を上げないことを団吾に約束したのだったが、その頃、風鳥亭では出演予定の芸人が急に来られない問題が発生し、焦るてんたち。

そこで思いついたが、団真の落語。助けてくださいと団真に頼み込んで高座に上がってもらったのだが、客の間から「ニセ団吾」の声が広がり、やがて罵声となり団真は高座から降りてしまったのである。

どうせ俺のような男より成功している団吾といるほうが幸せなんじゃないのか?自暴自棄になった団真は「団吾のところにでも行け!」と乱暴な言葉をお夕に投げつけて風鳥亭から出て行ってしまったのである。

そんな騒ぎの後、事の顛末を聞いた藤吉は、てんに激怒するのであった、なぜ団真を高座に上げたのかと。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

60話(12月9日)糟糠の妻・お夕とてん、ダメンズ夫の藤吉と団真
59話(12月8日)だんご役のモデルは誰?キャスト俳優は波岡一喜さん紹介
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」59話12月8日 団吾師匠
58話(12月7日)日本全国の主婦を敵に回した藤吉の当てにならん発言
57話(12月6日)藤吉のお夕を見る目がいやらしく人妻に恋した?
56話(12月5日)月の井団吾役波岡一喜さんとお夕・中村ゆりさんプロフィール
55話(12月4日)団子師匠じゃなくて団吾で波岡一喜さんの火花

わろてんか第9週「女のかんにん袋」(11月27日~12月2日放送)
てんと藤吉の子供・隼也(しゅんや)が生まれたのは、時代が明治から大正に変わった3年目。隼也の成長ととともに風鳥亭は賑わいを見せ、連日、満員御礼状態。

お茶子のトキ、それに下足番の亀井とともに一生懸命に働くてん。一方で藤吉は、隼也やてんのためにも寄席経営を拡大したいという思いから、二軒目の寄席を探し回り…、

そんな時、京都から風太がてんと藤吉の家にやって来るという便りが。実家に帰る途中で寄るという風太からの連絡で、てんは張り切ってご馳走を用意して待っていると、風太がやってきて、久しぶりの再会。

でも主である藤吉がなかなか帰ってこなくて、焦れる風太とてん。そこにようやく帰ってきた藤吉であったが、その足は千鳥足もいいところのほろ酔い加減。

じっと我慢していた風太だったが、藤吉が酔っ払った勢いで、てんの手料理を床にぶちまけてしまい、さすがの風太もぶち切れて藤吉と揉み合いに。

その夜、風太はてんと藤吉の家に泊まるはずであったが、怒りを抑えきれない風太は、夜の大阪の街に出ていってしまった。

そんな風太やてんの気持ちを知ってか知らずか、藤吉の頭の中には、二軒目の寄席のことしかなかったのである。てんの不安は日増しに強くなり…。

ある日、長男・隼也がいなくなり、大騒ぎになる風鳥亭。藤吉に子守を頼んでいたはずなのにと、てんは藤吉を責めるが、藤吉の頭の中には寄席のことしか無くて、呆れるやら悲しくなるやらのてんであった。

結局、隼也のことはリリコが世話をしていたことが分かり、一同、ホッとするのだが、この一件で、てんの藤吉への不満は爆発寸前。自分や隼也のことを第一に考えてくれていないんじゃないか?そんな不安をトキやリリコに相談するてんであった。

でも藤吉は、そんなてんの気持ちなど一切お構いなしで、相変わらず二軒目の寄席買取のために夜な夜な出歩いて、帰宅も深夜という生活。

そんなてんに、偶然にも尋ねてきた伊能栞が、ちゃんと2人で話し合ったほうがいいとアドバイスを受けるてんであったが、当の藤吉はまだ帰っていなくて、てんの堪忍袋ももはやこれまで?

そんな状況の中で帰宅した藤吉は、おもむろに寄席の金を取り出して、懐に入れようとしたのである。その金は、芸人たちに払う給料だったから、焦ったてんは藤吉を止めようとしたのだったが、藤吉はこの金は二軒目の寄席買取の手付けにすると言って、出て行ってしまったのである。

ここでついにてんの堪忍袋が切れてしまったのである。席主として夫として、そして父親として失格だと言い切るてん。藤吉は、二軒目の寄席がもっと多くの人を幸せにするということがなぜ分からないと、逆にてんに怒りを覚えて、2人はまさに絶縁状態に。

翌日から2人の間には、冷たい空気が流れ、それにすぐに気付く風鳥亭の芸人たち。てんと藤吉がお互いを無視し続けている中、姿を見せた太夫元の寺ギン。その傍らには意外な人物が立っていて、驚くてんと藤吉。

寺ギンと一緒にやってきたのは風太であった。寺ギンの下で働くことになったとのことで、その挨拶にやってきたのであった。そしてどこか余所余所しい態度を見せる風太。

そしててんと藤吉を驚かす出来事がもう一つ。それはキースたち芸人たちとトキがこっそりと進めていた隼也の節句のお祝い。

隼也の可愛らしい姿を観ながら、心が和んでいくてんと藤吉。そして藤吉は、みんなを一番大切に考えている、信じて欲しいと言い、てんも藤吉を日本一の席主になてもらうため、自分も頑張るとみんなに言うのだった。

てんと藤吉の思いの行き違いという出来事を通して、ますます一致団結する風鳥亭のみんな。そんな中、藤吉は太夫元の寺ギンに対して新たな提案をしていた。それは二軒目の寄席も手に入ったことだし、今までの倍以上の芸人を出演させて欲しいということ。そしてお金の取り分は、売上の5分と5分でどうか?というもの。

寺ギンは、すでに自分の懐刀だと思っている風太に相談するが、風太の答えは明快であった。そんな必要はない! ピシャリと藤吉の要求をはねつける風太の様子に戸惑う藤吉とてんであった。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

54話(12月2日)藤吉をでっかい男だと思うてんが心配でトキ!
53話(12月1日)リリコと風太「あんたとうちは映し鏡や」
52話(11月30日)藤吉はアホやどアホや!父親でも夫でもありまへん
51話(11月29日)風太の金太郎でも笑えないポンコツ藤吉
50話(11月28日)風太が視聴者の代わりに藤吉を怒ってくれた二度の兜忘れ

わろてんか第8週「笑売の道」(11月20日~11月25日放送)
てんと藤吉がやっと手に入れた寄席小屋「風鳥亭」。開業までようやくこぎつけて数ヵ月後、客の入りはボチボチだったが、太夫元(たゆうもと)である寺ギンに支払う金が重くのしかかってすぐに黒字経営とはいかず、てんと啄子は内職をしなければ食べていけない状況が続いていた。

てんの元には京都の藤岡屋を継いだ妹のりんから手紙が届き、無事に祝言を挙げて店も大丈夫からお姉はんも頑張ってと。それを聞いた啄子は、藤岡屋にも早く借金を返さなくてはいけないのに、この有様じゃ北村屋再興はまだまだ先だと藤吉に愚痴をこぼすが…

能天気な藤吉は、風鳥亭の売上を早く大きくして北村屋を再興しなあかん、そして、おてんちゃんと祝言を挙げるんやと意気軒昂。

風鳥亭の前の席主だった亀井庄助は、藤吉とてんに請われて風鳥亭で働いていた。昔取った杵柄で、集客のアドバイスを藤吉にする亀井だったが、そのアドバイスの中身が酷く…

それは、客の回転を上げるために、暑い夏場にも関わらず、場内に火鉢を置いてを客が暑がるように仕向けたもので、確かに客の回転は上がったが、風鳥亭の評判は悪くなる一方。

そんな惨状をみかねた啄子が乗り出してきて、北村屋の家訓をてんと藤吉に思い出させるのだった。始末、才覚、算用、具体的には、失った信用を取り戻すために、お客さんに団扇を貸し出しお客さんの靴を磨くこと。「損して得取れ」と、てんと藤吉を諭す啄子。

その言葉に、藤吉は冷やし飴を売ることを思い付き、店の外でも売れんとちゃうか?ということで、てんがその販売担当をすることになったのである。今まで寄席の前には呼び込みの人はたくさんいたが、通行人相手の商売をすることは珍しく、しかも若い女性が飴を目の前で作ってくるとあって、すぐに町中の話題に。

風鳥亭の様子を見に来た伊能栞もこれはいい!と太鼓判。活動写真を使えばさらに売れると、その目を輝かせたのだった。これに気をよくした啄子は、さらにアイデアを膨らませて、てんと藤吉にアドバイス。てんと藤吉に奇抜な衣装を着させて寄席の宣伝をさせたのだった。

てんと藤吉、そして啄子が伊能栞の助言を受けながら風鳥亭の黒字化を目指して奮闘していたある日、突然、風太が京都からてんを訪ねてきた。

てんを目の前にして重い口を開く風太。儀兵衛が亡くなったこと。すでに49日も終わっていること。てんが儀兵衛に借金を頼み込んできた時には、すでに儀兵衛は病にかかっていたこと。そしてこのことは絶対にてんには話してはならんと言われていたこと。唇をかみ締めながら言葉を選ぶ風太であった。

それを聞いていたてんは放心状態になってしまった。借金騒動の後に、お父はんと一緒に散歩した時にはもう病になっていた…、まったく気付かなかった自分が情けなくて恥ずかしくて、そして悲しくて…、てんは何も手がつかない状態になっていた。

そんなてんを見て、啄子が然り飛ばすのだった。今のあんたを見てお父はんが喜ぶと思ってんのか!?親はいつでも子供が笑っていることを願っているだと。啄子なりの励ましを受け止めて、儀兵衛を失った心の隙間を少しずつ埋めていくてんであった。

そんなてんに思わぬ助っ人が京都からやってきた。てん付きの女中のトキがまた大阪にやってきたのだった。トキはすぐに寄席のお茶子として働き始めて、てんの気持ちを和らげたのだった。

藤吉もボンクラなりに頑張っていた。寄席の入場料を半額にするという大胆な戦略を実行し、見事、大当たり。平日も営業を始めていたにも関わらず、連日満員御礼の盛況となり、ホクホク顔の藤吉たち。

そして、その勢いで太夫元の寺ギンと売上の取り分交渉へ。売上を2倍にしたら、今までの7対3の割合を5対5にして欲しいと交渉するが、寺ギンの方が一枚も二枚の上手で、結果は6対4の割合に。それでも1割アップしたんだからと喜ぶ藤吉であった。

風鳥亭が開業してから1年。時は明治45年の春。それを祝うために京都の藤岡屋から、てんの家族が風鳥亭を訪れていた。母親のしずに店を継いだ妹のりん、もちろん風太も付いてきて、その横には控えめにたたずむ伊能栞の姿も。

しずは儀兵衛の遺影を抱えて座っていた。借金を1年で全て返した藤吉とてんのことをお父はんも喜んでいるはずと、しずの瞳にはうっすらと光るものが見え…、遺影の中の儀兵衛も笑っているように見えるてんであった。

風鳥亭1周年記念式典が無事に終わり、啄子がてんに「あんたは寄席のごりょんさんや」と。その1週間後、北村屋の嫁と啄子に認められたてんは、藤吉と祝言を挙げたのであった。

その祝言の席で、藤吉は新しい会社の名前を発表した。その名は「北村笑店」。それを見て心から安心したような笑顔を見せた啄子は、誰もが予想していなかった場所に行こうと決心したのだった。

※演出等により一部変更になる可能性もあります。

48話(11月25日)啄子「女子の夢に年は関係ありまへん」でアメリカへ
47話(11月24日)トキが戻り啄子が旅立ちの予感?鈴木保奈美のあさイチ
46話(11月23日)四十九日を過ぎて儀兵衛の死を知らされるてん
45話(11月22日)伊能栞(高橋一生)に手を握られたお婆さんの幸せ
44話(11月21日)寄席も盛況いい母親にいい伴侶で栞が藤吉に嫉妬?
43話(11月20日)ごりょんさんの出番でございます!小野アナの言い方

わろてんか第7週「風鳥亭、羽ばたく」(11月13日~11月18日放送)
藤岡屋の儀兵衛から寄席買取の金を借りた藤吉とてん。2人はすぐに大阪に戻り、寄席小屋の開店準備にとりかかった。万丈目やキースたち昔の芸人仲間の手伝いもあって、大阪らしい賑わいを見せ始める寄席小屋。

芸人の誰に出演してもらうのがいいのか?その出演順番は?客をもっともっと笑わせるための仕掛けは?藤吉は頭をフル回転させて考え、そしててんは寄席小屋の裏方の仕事を自ら買って出てやり始めていた。

寄席小屋の名前は、北村亭にしよう。藤吉が自らのボンクラぶりで実家の米問屋・北村屋を潰してしまった。そしてその北村屋復活が、てんを嫁と認める条件だという啄子との約束。藤吉とてんは何の疑いも持たず、すぐに思いついた寄席小屋の名前が北村亭。

でも、啄子は首を縦に振らなかった。この寄席小屋の買取の金は、てんの実家である藤岡屋が出したもの。北村屋の本当の再興ではない。もし北村亭に命名したければ藤岡屋にお金を返してからだ、啄子の筋の通った話に頷く藤吉とてん。

そして2人が考えついた寄席小屋の名前は「風鳥亭」。 風鳥(ふうちょう)とは、スズメ目フウチョウ科の鳥の名前で、別名“極楽鳥”。羽が美しいことで知られるこの鳥のように、大阪中に笑いを風に乗って届けたいという想いを込めた名前だった。

寄席小屋「風鳥亭」、開業初日。客の入りはまずます。でも今一つ盛り上がらない場内。客席から腹の底から笑う声が聞こえず、焦る藤吉とてん。そんな状態が初日に続いて2日、3日と続いていき…

やがて、トリを務める落語家さえも、その場の雰囲気の悪さに嫌気が刺して逃げ出してしまう始末。客はまだいるのに、芸を披露する芸人が居ないなんて…、その場で舞台に上がったのがキース。でもそのキースの芸に対する客の反応はというと、さもあらんという状態。

そこに偶然、あの伊能栞が寄席を見に来ていた。それに気付いたてんは、自らの将来をこの人にかけてみたいと栞に言っていた藤吉を、栞に紹介するのだった。

栞は、唐突に藤吉を飲みに誘い出すと、そこですぐに経営が甘い戦略が無いと徹底的に藤吉をこき下ろした。初めて会った人間から非難されて、藤吉も頭に血が上がって掴み合いの喧嘩状態に。

男は単純な生き物。気持ちを実直にぶつけ合うことで、すぐに仲良くなるという不思議な習性を持つ生き物で、この藤吉と栞もすぐにそんな気持ちになっていき、将来の2人の友情が芽生えたような(?)

栞は寝込んでいる藤吉を貧乏長屋まで送っていき、てんに落語家の重鎮である喜楽亭文鳥に会ってみないかという藤吉への伝言を託すのだった。

その伝言を聞いた藤吉はさっそく栞に頼んで喜楽亭文鳥に面会を果たし、そして門下の噺家に風鳥亭に出てくれるように頭を下げるのだった。でもすぐに断る喜楽亭文鳥。その理由は「風鳥亭」が何を目指しているところなのかが分からないから。要は風鳥亭の“色”は何?ということ。

風鳥亭の色?寄席の特色?ほかの寄席との違い?ボンクラ藤吉に商才が無いことを知っているてんは、すかさず藤吉に助言。いっそのこと、藤吉も大ファンだという喜楽亭文鳥自身に出演をお願いしてはどうかと。

てん主導で進む、喜楽亭文鳥に寄席出演を直接お願いする接待の席。好みのものが並び、上機嫌になる文鳥だったが、藤吉が寄席の話を切り出すと顔付きが険しくなっていき…

それでも話し続ける藤吉。こんな人通りの悪い場所の寄席でも、喜楽亭文鳥の落語を多く人に聞かせてあげたい、文鳥の落語をもっと広めたい、藤吉の言葉は熱く、ついに文鳥の口から「一度だけなら」という言葉を引き出すことに成功するのだった。

そのことを知った伊能栞は、新聞記者たちにそのことを知らせ、「風鳥亭」での文鳥の落語公演を記者たちに取材させて記事にさせたのだった。その新聞記者の中には見覚えのある女性が…、あの藤吉の許婚だった楓が、記者となって働いていたのである。

楓との再会を喜ぶてん。そして楓の書いた記事の影響もあり、風鳥亭は大阪中で話題になっていき…、その噂を聞きつけた寺ギンといういかつい男が、風鳥亭に芸人を派遣する太夫元(たゆうもと)になってやってもいいとやってきた。その条件は、風鳥亭の売上の半分以上を太夫元(寺ギン)に払うこと。

経営的には厳しい内容だったが、出演者探しで奔走することも無くなることを考え、藤吉は寺ギンと契約。てんと藤吉は、ようやく2人の初めての寄席である「風鳥亭」という足場を固め、これからもっと多くの寄席を、という夢を語り合うのだった。

※ 太夫元(たゆうもと):芝居興行の責任者
※演出等により一部変更になる可能性もあります。

42話(11月18日)喜楽亭文鳥(笹野高史)の尺8分の落語「時うどん」
41話(11月17日)文鳥師匠のずるい演技と楓の笑顔に救われる金曜日
40話(11月16日)「つてを頼って来るのは筋とちゃうで」と文鳥師匠
39話(11月15日)栞と藤吉の殴り合いでどちらを応援すべきか?
38話(11月14日)困った時の伊能栞イノッチ?高橋一生が全てを救う
37話(11月13日)すんまへ~ん!万丈目とてんがすべりっぱなしで

わろてんか第6週「ふたりの夢の寄席」(11月6日~11月11日放送)
寄席経営に人生の活路を見い出した藤吉とてん。しかし啄子は反対したまま。しかも寄席を買うような金もなく、若い2人の無謀な試みを止めようと、啄子は一ヶ月の猶予を与え、その間に寄席経営の目途が立たなければ、その夢を諦めるという約束を藤吉とてんにさせたのだった。

大阪中の寄席を見て回る藤吉。そこで一つの古い寄席を見つけ、大いに気に入る藤吉。古ぼけている寄席だったので、すぐに買えるはずだと、持ち主の亀井庄助に譲って欲しいと願い出るが…

予想もしない反応で無視される藤吉。でもここでくじけてはダメだとばかりに何度も亀井の元を訪ねては頭を下げるのだった。

一方、てんと啄子も貧しい生活から抜け出すために一生懸命に働いていた。啄子は野菜の商いを、てんは藤吉の昔の芸人仲間である万丈目吉蔵が経営する一膳飯屋「万々亭」で働き、夜も内職に励んでいたが、やがて啄子が身体を痛めてしまい、藤吉が野菜の行商をするはめに。

このままではいけない、てんは藤吉とともに、自分たちの夢を叶えるために寄席の持ち主である亀井庄助の元に通い、ひたすらお願いするのだった。やがて2人の熱意が亀井に通じたのか、少しずつではあるが、昔の寄席の賑わいと語り出す亀井。

でもある日、亀井が口にしたのは、思いもよらない内容だった。それは寄席を壊してその土地を売り払うつもりだとういうこと。

亀井が売り払おうとしている寄席の名前は鶴亀亭。自分の“亀”と、今は亡き妻の“鶴子”の一文字を合わせて“鶴亀亭”。夫婦2人で始めた鶴亀亭の商売が上手くいったことで有頂天になった亀井は、藤吉の父親のように遊び呆けていて、一生懸命に働いていた妻の鶴子が突然、病に倒れてそして死んでしまった後は、すぐに閑古鳥が鳴くような状態になってしまった…、亀井の話にじっと耳を傾ける藤吉とてんだった。

そして、てんの心の中では、亀井は本当はこの鶴亀亭を壊したくないんじゃないかと思い始め、翌日も亀井を訪ねて寄席を譲ってくれと頭を下げるのだった。その姿を観ながら、亀井の心中にも変化が起こり…

結局、亀井は鶴亀亭を藤吉とてんに譲る決心を下したのだった。それを聞いて大喜びする藤吉とてん。しかし、寄席経営の目途が立つまで1ヶ月の猶予という啄子の約束が残っていて、案の定、啄子は鶴亀亭の買取に不信の目付き。

自ら確認しなければと、鶴亀亭にやってきた啄子は、遠い昔の苦い思い出をここで思い出すことになり、藤吉とてんの申し出を渋々承諾。ようやく2人の念願が叶うかと思った矢先に、もう一つの難問が待ち構えていて…

それは亀井の借金。鶴亀亭が担保となっている借金の支払いが500円、その返済期日が3日後だと。払えなければ、芸人を派遣する興行界のドン・寺ギンという男のものになってしまうと言う。

明治時代の500円といえば大金。現在に換算すると、ざっと一千万~1千五百万という金額で、貧乏な藤吉とてんにそんな蓄えなど無く、焦る2人。

そして、てんは意を決したかのように、その足を京都に向けたのであった。二度と敷居を跨ぐなといわれた実家の藤岡屋に姿を見せたてんは、驚く家族を前に、500円の用立てをお願いするのだった。

当然のように儀兵衛は怒り、そして冷酷に言い放ったのである、それはできないと。すると、そこにてんを追いかけてやってきた藤吉が現れて、寄席の買取の機会はまた別に有る、約束を破るような真似だけはさせたくないと言う藤吉。

そんな藤吉の真摯な姿を観ていた祖母のハツが、自分の帯止めをてんの前に差し出すが、それに慌てた儀兵衛が止めに入り、しずに500万を用意するように言うのだった。

「寄席でいつか自分を笑わせてくれ」、歩きながらてんに語る儀兵衛の姿が、京都の冬空の中にあった。

36話(11月11日)儀兵衛のナレ死を予感させる冬の京都の雪の花
35話(11月10日)啄子の許しが出ても鶴亀亭500円で太夫元寺ギン登場
34話(11月9日)亀井の心情を掘り下げて欲しい鶴亀亭譲渡
33話(11月8日)リリコ娘義太夫の美しさと儀兵衛の病気
32話(11月7日)「席主やりたい言う奴は親不孝者ばっかりや」
31話(11月6日)鶴亀亭の元席主・亀井庄助こと内場勝則プロフィール

わろてんか第5週「笑いを商売に」(10月30日~11月4日放送)
米問屋・北村屋の跡継ぎとして一生懸命に働く藤吉。店の経営状態も知っておきたいと啄子に店の帳簿を見たいと言うが、なぜか啄子はそれを藤吉に見せようとはせず、訝しがる藤吉。ある日、啄子が不在の時に帳簿をひっぱし出して盗み見すると…

そこには北村屋が借金まみれだということを示す数字の羅列があった。驚いた藤吉は啄子にその理由を正すが、決して口を開こうとしない啄子の姿があった。

借金の原因は分からないが、でも北村屋を、てんとの生活を潰すわけにはいかないと心に誓った藤吉は、ますます仕事に精を出すのだったが、北村屋を大きく揺るがす出来事が…

それは北村屋の大黒柱とも言うべき番頭の又八が、北村屋の競合する店の婿に入るということだった。まだまだ半人前の藤吉は焦ったが、啄子は又八には十分に世話になったのだからと退職金を払って快く送り出そうとしていた。それに激怒する藤吉。

店のこれからの経営や借金について揉める藤吉と啄子。そのはずみで、借金の原因を口に出してしまう啄子。啄子の夫で藤吉の亡くなった父親が、生きている時に妾に大金をつぎ込んだのが、借金として今だに残っているという啄子。

唖然とする藤吉であったが、それならば俺が稼いで返してやると、以前にも増して仕事に頑張る藤吉。でも、北村屋の贔屓客が競合店に奪われ始め、啄子も腰を痛めて身動きできないという負の連鎖が北村屋を襲い…

藤吉の帰りが深夜になることが多くなっていった。そのうち家にも帰らない状態になり、この店は潰れるんじゃないかと不安になる使用人たち。やがて一人消え、また一人と、北村屋を辞めていく使用人が続出し、残ったのは、女中扱いされているてんとトキだけの状態に。

藤吉はと言うと、実はリリコのところに足繁く通っていたのだった。それをてんに見つかり、必死に言い訳する藤吉。キースから話を聞いたある“儲け話”に乗っかって商談を進めているのだったが、なかなか上手く進まずに、それが気がかりで交渉しているキースの帰りをリリコの家で待っているのだと言う藤吉。

さらに追求されて、重い口を開く藤吉。当時、最先端の機械であったパーマ器をなんと1000台以上も仕入れているとのこと。しかもその代金のために、啄子には内緒で北村屋の土地を担保にしていると。

藤吉の大胆な行動に驚き、そして心配になったてんは、実際に商談しているキースの帰りを藤吉たちと待っていると、そこに姿を見せたのは、北村屋に居るはずの啄子とキースの姿が…

実は啄子宛てに高利貸しがやってきて、金を返せと言われ、訝しがって藤吉に事情を聞くためにやってきた啄子であったが、店を担保にしての藤吉の“儲け話”の全容を知るところとなり、怒りを爆発させる啄子であった。

後日、藤吉が結んだ“儲け話”の契約書を持って伊能栞を訪ねるてん。この契約書に不備や不正はないかと栞に教えを請うが、この契約書に法的な問題は無いという栞。てんの帰り姿を見る栞の瞳には、心配の色が拡がっていた。

北村屋に戻るてん。そこには借金取りと揉める藤吉と啄子の姿があり、もはやこれまでかと思い始めたてん。その借金取りとの騒動がなんとか収まった後、てんと藤吉は、残った米を全て売り払い、店を手放すことを2人で決めたのであった。そのことを聞きつけたキースは、“儲け話”を藤吉に持ちかけた責任を感じて、その米を全部買い取り…

キースたち芸人仲間と話している藤吉の顔には笑顔が戻り、てんの心中も少しだけ穏やかになるが、藤吉から京都の実家に帰ったほうが言いと言われると、てんの顔色がすぐに変わって怒り爆発。

中途半端な覚悟で藤吉に付いて来たんじゃない、てんはそう強く言い放った後、藤吉が自然と笑顔になる芸関係の仕事、つまりは寄席の仕事を一緒にやってみないかと藤吉に提案。それに目を輝かせる藤吉。こうしててんと藤吉は、寄席経営に2人の人生をかけることにしたのだった。

まもなく、北村屋を去る啄子と藤吉、そしててんの姿があった。啄子の手によって北村屋の店と土地が処分され、それまでの借金は全て返済された結果、3人には何も残っていたかったのである。最後の最後までてんに付いてきた女中のトキは、てんの言いつけで京都の藤岡家に戻され、てんたち3人は、芸人たちが住む貧しい長屋に向かっていた。

30話(11月4日)アサリ初登場で変なおじさん枠はこの人ですか?
29話(11月3日)藤吉に商人の才覚は一切無いけど結婚してあげます
28話(11月2日)伊能栞の僕はいつでも待ってるよと藤吉のクズ
27話(11月1日)ナレーション小野文恵アナが下手で嫌いという声
26話(10月31日)電髪のてんと藤吉の男の意地があらぬ方向へ
25話(10月30日)万丈目吉藏(藤井隆)のホットホットに期待

わろてんか第4週「始末屋のごりょんさん」(10月23日~10月28日放送)
大阪船場の老舗米問屋「北村屋」、藤吉の実家の前に姿を見せたてんと藤吉。病で倒れたとの知らせで急ぎ駆けつけてきたが、藤吉の母で北村屋」のご寮(りょん)さんである北村啄子(つえこ)は、元気そのもの。藤吉を早く家に戻すための啄子の策略にまんまと引っかかった藤吉とてん。

そして啄子は、藤吉の嫁候補まで決めていて、すでに北村屋に住まわせていると言う。娘の名は杉田楓。そんな啄子だったから、てんと藤吉を関係を知るやいなや烈火のごとく怒りだし…

てんは必死に頭を下げて嫁として認められるように頑張りますと懇願。藤吉の嫁ではなく「女中」でならここに置いてもいいと冷酷に言い放つ啄子であった。

すぐにてんは女中として北村屋の仕事に奮闘。でも、女手一つで店を切り盛りし、二人の子供を育ててきた啄子の目からは、てんの仕事はまだまだ甘く、日々激しさを増す啄子からの叱責。

そんな時に、京都からてんのお付きの女中であったトキが北村屋にやってきたのである。てんを心配したしずの計らいでやってきたのだったが、啄子は意外でもトキを受け入れ、トキもまた北村屋で働くことに。

京都のてんの実家が送ってきたのだら、給金は不要、それがトキ受け入れの決め手であった。金目には厳しくてうるさい啄子ならでの計算がそこにあった。

てんと藤吉は、一生懸命に働き、そしてお互いを慈しむ毎日。そんなある日、楓に対して結婚はできないと正直に藤吉が話していると、そこに啄子が現れて…

てんと楓、どちらが藤吉の嫁にふさわしいか、商売の競い合いで決めると言い出す啄子。そして、たまたま藤吉が商いで失敗して買い込んでしまった質の悪い米を、どちららかがより多く、そして早く売ったほうが勝ちだと言う啄子。

藤吉からの言葉で涙ぐんでいた楓は、俄然、張り切ってその米を売り続け、焦るてん。でも、食材と抱き合わせで米売ることを思いつき、楓を追い上げていくてん。

結局、米を早く売り切ったのはてんであったが、材料費の計算ウンウンを語り出して、てんにいちゃもんを付ける啄子。勝負には勝ったてんであったが、それ以降も啄子からの当たりはきつく…

そんな時に、風太が突然、北村屋にやってきた。その手には妹のりんが婿養子を取って藤岡家を次ぐと書かれた文があり、驚くてん。

りんや家族に感謝の言葉を口に出しながら、今の自分の状況を風太に打ち明けるてん。それを知った風太がてんに京都に帰ろうと言い出すが、大阪の街で藤吉と生きていくことを決めたてんの決意は固く、憤った風太は…

藤吉の胸ぐらをつかんで詰め寄る風太。藤吉は絶対にてんを幸せにする、一生笑わせると風太に誓ったのであった。それを見ていたてん、それに啄子は…

藤吉の決意が固いことを知った啄子は、てんの部屋に入ってきて、一刻も早く、藤吉と楓の祝言を行うと冷たく言い放ったのであった。

そのことを知った藤吉は、てんが必至で頑張っているのだからと啄子を説得するが、啄子はどこ吹く風。着々と楓と藤吉の結納の準備を進めていくのだった。

ある日突然、しずが北村屋を訪ねてきた。風太からてんの様子を聞き、心配のあまり駆けつけたのであった。そして啄子に「 一人前の御寮さんにしてください」と頭を下げたのだった。

そして、しずはてんと2人きりになった時、持ってきた嫁入り道具をてんに渡し、一生一人の男に尽くす覚悟を持ちなさいとてんを諭し、それにうなずくてん。

しずが京都に戻った翌日、てんがしずからもらった嫁入り道具の喪服が庭に捨てられていた。それに気付いてなんとか難は逃れたが、楓が意地悪でやったのではないかと言うトキ。てんもまさかとは思うけど、疑う気持ちは消えなくて…

実は藤吉の姉・頼子の仕業であった。自分が嫁入りする時には、そんないい物を持たせてもらえなかったこともあり、羨ましさと嫉妬でやってしまったと。

すぐに楓に謝りに行くてん。喪服の件では、否定も肯定もしなかった楓の心情を尋ねるてん。楓は素直にてんに向き合い、自分の本心と貫き通すてんが羨ましかったと告白する楓。そして、自分が本当は結婚ではなく歌人になりたいという夢を追いたいとも。

その晩、楓は啄子に北村家を去ることを告げた。そんな状況の中でも、啄子はてんを北村屋の嫁とは認めたわけではないと言い放つのであった。

24話(10月28日)楓こと岡本玲さんに朝ドラのヒロインを願った日
23話(10月27日)“鈴木対決”京香&保奈美で朝ドラ史に残る名場面
22話(10月26日)鈴木対決前日、啄子のいけずをしずに報告する風太
21話(10月25日)北村屋の“始末の極意”と“始末の料理”の達人
20話(10月24日)藤吉の姉・頼子の西村亜矢子と女中スミの楠見薫プロフィール
(C)リコモーション 楠見 薫
19話(10月23日)てんは京なまりでぜいたくでアホだと啄子の見立て

わろてんか第3週「一生笑わせたる」(10月16日~10月21日放送)
わろてんか第2週で、早くもイケメン枠の藤岡新一(千葉雄大さん)が死んでしまい、ロスがささやかれていますが、変わって藤岡てんの縁談相手で“家よし頭よし顔よし”三拍子揃ったイケメン伊能栞(高橋一生さん)が登場し、世の女性陣をキュンキュンさせていますが、果たして、わろてんか第3週のネタバレあらすじは!?

ネタバレなので、お読みになる前にくれぐれもご注意ください。では、わろてんか第3週「一生笑わせたる」のネタバレあらすじをどうぞ。

旅芸人として全国を回っていた北村藤吉と8年ぶりに再会して藤岡てん。その喜びもつかの間で、すぐに風太にみつかり、藤岡屋に連れ戻されてしまい…。

儀兵衛は、跡継ぎと思っていた長男・新一の死の悲しみを抱えながらも、藤岡屋の今後について熟慮。やはり長女のてんに婿を迎えねばと決意し、婿探しに着手していたのだった。そして何人かの見合い写真を前に、この中から選ぶようにと厳命する儀兵衛。

藤岡屋は亡くなった新一が遺した事業計画書によっていち早く再生していた。その事業に伊能栞が出資して、洋薬専門店の事業転換。儀兵衛のてんの結婚に託する想いには、新一への想いも重なっていたのだった。

戸惑うてん。トキとりんを連れ立って占い師に運勢を見てもらうも、「他に好きな人がいるはず」だと告げられ、動揺するてん。私の好きな人は北村藤吉さんなの?自分でも答えが見えないまま歩いていると…

目の前に現れたのが人気芸人となっていたリリコ(広瀬アリスさん)だった。でも、8年前にほんの少ししか会ったことがなかったてんはリリコのことが思い出せず、嫌な表情を見せるリリコ。でも強引にてんを引っ張っていって藤吉の話をし始めて…

リリコ曰く、藤吉からの手紙の内容は全部ウソ。何を言っているの?この人はと半信半疑のてん。そのまま家に帰ると、儀兵衛から薬祭りが終わるまでに見合い相手を決めなさいというお達し。

てんは、自分の中のもやもやとした気持ちを整理するため、リリコから聞いていた藤吉の居場所に会いに行くと、そこには北村藤吉の姿が。驚く藤吉であったが、観念したかのように手紙のウソのことや自分の本当の名前は北村藤吉郎だと告げたのだった。

あんなに楽しみにしていた藤吉の手紙がウソだらけだった!しかも名前まで違うなんて!てんは怒りやら悲しみやらで、その場から駆け出すのであった。

翌日、トキやりんと神社の境内を散策していると、何なら人相の悪い男たちに追われているキースがこちらにやってきて、大騒動に。そんな時、藤吉が現れててん達を助けてくれたのだった。

しかし、その際にケガを負ってしまった藤吉。てんは自分達を守ってくれた藤吉に申し訳なく思い、藤吉とキースを藤岡屋の蔵にかくまってケガの治療をするのだった。

でもこのことは、すぐに風太の知るところになり、てんのたっての頼みということで、他の家族には内緒ということで、藤吉とキースはそのまま蔵の中で過ごすことになり…

藤吉とキースが突然、居なくなったことをいぶかるリリコ。やがて女の勘が働き、藤岡屋の蔵に居ることを突き止め、藤岡屋家中に告げ口。かくして、全てのことが儀兵衛が知ることとになり…

蔵から連れ出され、儀兵衛の前に正座させられた藤吉とキース、それにてん。そこで儀兵衛は藤吉の素性を知ることになり、てんは長男とは結婚させられないと一喝。北村藤吉こと北村藤吉郎は、大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」の長男であったのだ。

儀兵衛は藤吉とキースを家から追い出し、そして、てんを蔵に閉じ込めたのであった。心を閉ざすてん。しず達が食事を持ってきても一切受け付けないてん。それを心配する家中の者達。

数日後、蔵に閉じ込められていたてんは、窓に当たる小石が気になり、覗いてみると、そこにはケガが癒えた藤吉の姿があった。

藤吉からの手紙が待ち遠しかった、いやこっちこそてんの手紙に励まされたと素直に心情を吐露するてんと藤吉。少しずつ、でもしっかりと心を寄せ合っていく2人。そして藤吉から差し出された柿を、美味しそうに喜んで食べるてんの姿を見て、藤吉もまたこの上もなく嬉しく感じたのだった。

藤吉は神社の境内で野宿していた。そこにやってきた風太が「てんを守っていけるのか!」と啖呵を切り、藤吉と喧嘩になるが、リリコが間に入ってなんとかその場を収めたものの、この件をきっかけに藤吉のてんの想いは益々大きくなっていき…蔵の外と中で会話するてんと藤吉。笑みがこぼれる2人の前に儀兵衛が現れて…

藤岡屋の座敷。そこには正座した藤吉とてんの姿があり、やがて、娘さんをくださいと土下座する藤吉。芸の道を諦めて、実家である船場の米問屋「北村屋」を継いで真面目に生きていくと。

そして、てんには「俺と結婚してくれ。一生笑わしてやるさかい」。

激怒する儀兵衛。てんも自分の藤吉への想いを必死に伝えた。藤吉と結婚させてほしいと。頭を下げるてんに向かって儀兵衛が発した言葉は「藤吉と行くなら親子の縁は切る」。

勘当まで持ち出されたてんだったが、藤吉と一緒に大阪に行くこと、その決意は変わらなかった。しずと儀兵衛に挨拶をして藤岡家を去るてん。駅では藤吉が待っていた。

でも、藤吉の表情が冴えない。実は大阪の母親が倒れたとの一報が入っていて、気が気でなかったのだった。そんな中でも藤吉は精一杯の誠意をてんに示したのであった。「一生、一緒にわろてんか」、藤吉からてんへのプロポーズ。2人は京都から大阪へ向かったのだった。

18話(10月21日)藤吉の許婚・楓を演じる岡本玲さんのプロフィール紹介
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」10月21日 杉田楓
17話(10月20日)天下の大泥棒石川チョコ衛門に笑うおてんちゃん
13話(10月16日)海原はるか・かなた師匠が占師で4年連続朝ドラ

わろてんか第2週「父の笑い」(10月9日~10月14日放送)
17歳になったてん(葵わかな)は家族に内緒で藤吉(松坂桃李)から届く手紙を楽しみにしていた。そんなある日、てんに縁談話が持ち上がる。てんは気持ちの整理をつけるため藤吉に会おうと大阪へ向かうが、悪い男たちに絡まれてしまう。だが偶然にも縁談の相手・伊能(高橋一生)に助けられ難を逃れた。無事京都に戻ったてんだったが、藤岡屋の倉庫が火事で全焼、店は倒産の噂が流れ債権者が押しかけて大騒ぎになる。その対応に追われ忙しくなる中、頑張っていた兄の新一(千葉雄大)が病に倒れる。
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」2週「父の笑い」

笑い上戸のてんも17歳の娘盛り。その天真爛漫な笑顔は幼いことからずっと変わらず。そしてそんなてんを見守り続ける風太も手代となって藤岡屋を支えるまで成長していた。

そんなてんの最大の楽しみは、旅芸人として日本全国を回っている北村藤吉からの手紙。藤吉から送られてきた手紙の数はものすごい数になっていて、てんの秘密の手紙箱には、藤吉からの手紙で一杯になっていたのだった。

そんな手紙を、家族に知られずに読むことができたのは風太のおかげ。てんが旅芸人からの手紙を楽しみにしているということが主人の儀兵衛に知れたら激怒すること間違いなし。風太の気配りのおかげで、てんは藤吉への想いを募らせることができたのだった。

そんなある日、女学校に通うてんは、学校の中でも藤吉からの手紙を読むようになり…、すぐに友達にばれてしまい、教師にみつかってしまう。

男性からの手紙を肌身離さず持つことそのものがふしだら、しかも旅芸人とは…。そんな時代ゆえに、てんの母・しずが学校に呼び出されて厳重注意を受けることに。

でも、しずは怒らなかった。お父はんには秘密にしておくから忘れるように、てんを諭すしずの姿がそこにあった。

一方、藤岡屋では、主人の儀兵衛がてんに見合いの話を進めていた。相手は、大阪の製薬会社・伊能製薬の社長の次男。実はこの見合い話には裏があり、儀兵衛は伊能製薬との業務提携を目論んでいたのであった。

そんなことを一切知らない藤岡の家族たち。訝しがりながらも儀兵衛のペースで話は進み、焦るてん。自分は本当はどうしたいのか確かめるために藤吉に会いに、藤吉が居ると思われる大阪の町に出かけたのであった。

見ず知らずの町で北村藤吉を探し回るてん。でも、どの寄席に行っても誰も藤吉のことを知る人がいなくて困惑するてん。そんな時、藤吉を知っているという男たちが現れて…

人気の無いところに連れて行かれたてん。目元が怪しい男たちがてんに襲い掛かろうとした時、てんを助けてくれる男前の男性が忽然と現れて、てんの窮地を救った。この男性こそ、てんの見合い相手の伊能栞(高橋一生)だったのである。

そしてすぐに風太もその場に駆けつけていた。実は風太もまた、てんのことが心配になり、大阪の町にてんを追いかけてやってきていたのである。

助けてくれた礼を言うてん。でも目の前にいる男は縁談相手の伊能栞。伊能栞もてんが自分の縁談相手だと気付き、その偶然に驚くのであった。そして、てんはなぜ大阪に来たのかという理由も告白し、伊能栞は唖然としながらもその口元には優しい微笑みがあった。

翌日、外泊したてんに激怒した儀兵衛は、てんを蔵に閉じ込め、そして藤吉からの手紙も全て焼き尽くした。泣き崩れるてんであったが、そんなてんを救ってくれたのは兄の新一であった。

新一はてんに、なぜ儀兵衛が縁談を進めているのかを正直に話すのであった。実は藤岡屋が火事で店の倉庫を失っていたということ。そのことで一気に経営が傾き、藤岡屋が倒産の危機にあるということ。

火事の件以来、倒産の噂が流れて債権者が押しかけ、大騒動になる藤岡屋。その対応に当たっていた新一は、あまりの忙しさに持病を悪化させていき、ついに病の床に…

医者からはもう手の施しようがない状態だという厳しい宣告。そして藤岡屋倒産の噂は、てんの縁談相手の伊能製薬の社長の耳にも入り、すぐに縁談を破談にするという連絡が入り、絶体絶命の藤岡屋、そして藤岡儀兵衛。

やがて儀兵衛は全てに絶望して身を隠した。儀兵衛が自殺するのではないかと大騒ぎする藤岡屋家中。みなで儀兵衛を探し回ると、蔵の中で首をつろうとする儀兵衛の姿が…

寸でのところで風太が儀兵衛を止めて、ほっとする藤岡屋の人たち。重苦しい空気が支配する中、てんは一人でなぜか大笑い。新一からの願いであった「お父はんを笑わせて欲しい」という願いを、ここでやってみたのであった。

意味不明なてんの大笑いに引きずられるように笑い出すみんな。一人だけ苦虫を潰したような儀兵衛であったが、やがて様々な感情があふれ出し、大粒の涙とともにその顔には笑顔が…。

この騒動から、ほどなくして新一はその短い生涯を終えたのであった。

てんは、新一亡き後、貴方様と結婚して藤岡屋を守っていきたいと、破談したはずの伊能栞に手紙を書いていた。その手紙を受け取った伊能は、すぐに京都の藤岡屋にやってきて、てんの手紙の中に同封されていた新一の新規事業案に投資したいと申し出て驚く儀兵衛たち。

しかし、てんとの縁談復活には否定的な言葉を吐く伊能栞。実は伊能栞は家訓などに縛られない自由恋愛主義であり、てんの恋愛相手は自分ではないと冷静に、そして優しくてんに語るのであった。

てんが初めて藤吉に出会った薬祭りが、また今年もやってきた。藤吉からもらった鈴をつけて歩いているてんの目の前に現れたのは…!?

12話(10月14日)新一のナレ死。「民衆の敵」で復活&高橋一生さんも
11話(10月13日)mineoやアート引越センターのCMは中断して欲しい
10話(10月12日)新一の肺に炎症が広がり、カウントダウン始まる
9話(10月11日)チョウチョウ結びの伊能栞(高橋一生)初登場
8話(10月10日)伊能栞は顔よし家よし頭よしで西洋かぶれの男?
7話(10月9日)濱田岳はチンチクリンの金太郎で伊能栞が初登場

わろてんか第1週「わろたらアカン」(10月2日~10月7日放送)
時代は明治後半。京都の老舗薬問屋の娘・藤岡てん(新井美羽)は笑い上戸な女の子だが、その“笑い”が過ぎて大切な商談を台無しにしてしまい、父・儀兵衛(遠藤憲一)から“笑い禁止”を言い渡される。年に一度の祭りの日、てんは丁稚の風太(鈴木福)と一緒に寄席に行き、生まれて初めて落語や芸を見る。そこで楽しそうに大笑いする人々の姿を目の当たりにし、すっかり心を奪われてしまう。その帰り道、男たちに追われる青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、てんの人生は大きく動きはじめる。
(C)NHK朝ドラ「わろてんか」10月2日 藤岡てん

時代は明治後期。京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の主人・儀兵衛は、使用人から身を起こし、この店の当主となったひとかどの人物。周囲の人望も熱い男だが、頑固一徹怒ると怖いと評判で付いたあだ名がギョロ目の鬼さん。

この男を婿養子として、そして夫として迎えたのが、「藤岡屋」のハツとしずの母子。しずと儀兵衛の間には、長男・新一とてん、りんの女の子が生まれ、家族を守るため、そして「藤岡屋」を発展させるために仕事に勤しむ儀兵衛の姿があった。

ある日、ドイツの薬会社の社長一家を迎えてのホームパーティーが開かれ、そこでてんは粗相をしでかして、ゲストの社長一家を怒らせてしまう。その結果、新しい取引先の開拓ができず焦る儀兵衛。夜な夜な辞書を片手に新規の取引先を探そうとドイツ語の手紙を書く儀兵衛だったが、焦りと疲れのために、下戸であるはずなのに、深夜に酒をこっそり飲んでしまい…。

酒の量が減っていることに気付いた女中のサエや番頭の平助が騒ぎ出し、ハツまで「この家にはバケ猫が出る」と言い出し、その正体を探ろうと深夜に台所で身を忍ばせるてんと風太。そこに姿を見せたのはバケ猫ではなく儀兵衛であった。

自分がパーティーの席で笑ったせいで、パーティーが台無しになり、その結果、お父さんが苦労している。そしてお酒で気を紛らわしているに違いない。てんは儀兵衛に泣きながら謝ったのだった。

そして、パーティーでの失態以来、てんに笑い禁止令を出していた儀兵衛は、てんの気持ちを汲んで、笑い禁止令を解き、酒を全部流してしまったのである。

儀兵衛がドイツの薬会社との取引を切望する理由の一つに、長男・新一の病気があった。喘息持ちの新一のために新しい薬をと考える儀兵衛に対して、新一は儀兵衛に礼を言いつつ…、

「心配はいりません。僕はちゃんと薬学を学んで後を継ぎますさかい。ドイツの新薬に手ぇを広げたい、そのお父はんの先見の明を僕は信じています。けどこれからは薬をただ輸入するだけやのうて日本で作る時代です。僕はその先駆者になりたい」、気丈にかつ健気に話す新一の姿があった。

一方、笑い禁止令を解かれたてんは、祭りの日に旅芸人の北村藤吉と運命の出会いをするのであった。盗み食いを疑われて逃げる藤吉をかくまうに一緒に神社の社の中に逃げ込んで、腹が減ったという藤吉に持っていたチョコレートを差し出すてん。

そこで藤吉はてんに「僕は旅芸人一座の芸人でな。初代北村藤吉たぁ俺の事よ。知らんか?京都大阪どころか全国津々浦々を大笑いさせる日本一の芸人や」と大見得を切ったのであった。

しかし、舞台を見に来たてんの目の前で失敗を犯してしまった藤吉。「えらい受けてたやろ?あれは嘘やないで。
日本一の芸人やいうんは。まあずっと先のやけどな」とてんに平謝り。

「君は僕の芸にわろうてくれた第一号のお客さんや。なあ、これからもその笑顔でずっと…わろてんか?」と言い残し、藤吉は再び旅に出たのであった。

6話(10月7日)濱田岳のカメラ目線と新井美羽ちゃん鈴木福くん
5話(10月6日)新一「薬を日本で作る、僕はその先駆者になりたい」
4話(10月5日)丑三つ時のバケ猫は儀兵衛で下戸だったはず
3話(10月4日)てんと藤吉の出会いとちりとてちんオマージュ
2話(10月3日)儀兵衛(遠藤憲一)のさくら~さくら~
1話(10月2日)目ぇからウロコでホゥム・パァティで薬が割れた

わろてんか概要
明治時代後期。京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれ育った藤岡てん(葵わかな)。天性の笑い上戸で、父親から”笑い禁止”命令をだされるくらいの明るい女の子。

そんな彼女が、笑いをこよなく愛する大阪船場の米問屋「北村屋」の長男・北村藤吉(松坂桃李)と運命的な出会いを果たし、「笑っていきる」ことが自分の、そして2人の人生だと確信。2人は周囲の反対を押し切って商都・大阪で新しい人生を歩み出す。

数多くの出会いと別れを経ながら、素人同然の若い夫婦が日本中の人を笑わせるべく、二人三脚の奮闘ぶりを描いた物語。(※「わろてんか」とは、笑って欲しい、笑ってくださいという意味だそうです)。

わろてんか主要キャスト
ヒロイン・藤岡てん:葵わかな ※幼少期:新井美羽
京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女にして北村藤吉の妻。

朝ドラ「わろてんか」ヒロイン藤岡てん役・葵わかなプロフィール紹介
(C)スターダストプロモーション 葵わかな

北村藤吉:松坂桃李
ヒロイン・藤岡てんの夫。

藤岡儀兵衛:遠藤憲一
ヒロイン・藤岡てんの父親で「藤岡屋」の婿養子。

藤岡しず:鈴木保奈美
ヒロイン・藤岡てんの母親。

藤岡ハツ:竹下景子
ヒロイン・藤岡てんの祖母。

藤岡新一:千葉雄大
ヒロイン・藤岡てんの兄。

藤岡りん:堀田真由 ※幼少期:中川江奈
ヒロイン・藤岡てんの妹。

わろてんかヒロイン藤岡てんの妹りん役・堀田真由さんプロフィール紹介
(C)アミューズ 堀田真由

朝ドラ「わろてんか」藤岡りんの子役は誰?中川江奈ちゃんのプロフィール
(C)アイランドプロモーション 中川江奈

トキ:徳永えり
「藤岡屋」で、てんの身の回りを世話する付き女中。

わろてんかキャスト・てんのお付女中トキ役の徳永えりさんプロフィール
(C)フラーム 徳永えり

武井風太:濱田 岳 ※幼少期:鈴木福
ヒロイン・藤岡てんの従兄で「藤岡屋」の手代。

平助:国木田かっぱ
「藤岡屋」番頭

サエ:徳田尚美
「藤岡屋」女中頭。

わろてんか|キャスト女中頭サエは「べっぴんさん」で保育所のシスター(C)NHK「べっぴんさん」徳田尚美

伊能 栞:高橋一生
大阪・伊能薬品社長の息子で、頭で貿易商を営む青年実業家。藤岡てんの見合い相手。

北村啄子:鈴木京香
北村藤吉の母親。

秦野リリコ:広瀬アリス ※幼少期:莉帝
藤岡てんの恋敵。

わろてんか|キャスト・リリコの子役は誰?莉帝ちゃんのプロフィール紹介(C)ポーラスター東京アカデミー 莉帝

キース:大野拓朗 ※幼少期:前田旺志郎
藤吉やリリコの芸人仲間。

アサリ:前野朋哉
ドケチなにわか芸人。キースの相方。

万丈目吉蔵:藤井 隆
まったく面白くない芸人。

万丈目歌子:枝元 萌
吉蔵の妻。

寺ギン:兵動大樹
興行界の風雲児。

亀井庄助:内場勝則
寄席の元席主。

杉田楓:岡本 玲
北村藤吉の許婚。

わろてんか主題歌とナレーション
朝ドラ「わろてんか」の主題歌は、松たか子さん作詞作曲の書き下ろし作品「明日はどこから」。シンガーのイメージが強い松たか子さんですが、実は作詞作曲を数多く手がけています。

「きっと伝えて」「end roll」「笑顔をみせて」「a piece of life」「明日にくちづけを」「愛のうた」「あなたへ」「その日まで」「幸せの呪文」「恋のわすれかた」「Getting Tall」「きみの笑顔 きみの涙」「君となら」

いずれも松たか子さん歌唱の曲ですが、これは全て松たか子さんが作詞作曲したもの。「明日はどこから」は“今日が明日につながっていく、ささやかな私なりの応援歌”とのことです。毎朝、楽しみにしたいと思います。

松たか子さん公式サイト

また、ドラマのナレーションは、NHKの小野文惠アナウンサー。前作「ひよっこ」で、本職ではない増田明美さんが好評だっただけに、小野文惠アナウンサーのプレッシャーも相当なものかと思いますが、昔からずっとやりたかったとのことで、ガッテン!ドラマの最期に乾杯!といけるように、こちらも注目していきたいと思います。

小野文惠さんNHK公式プロフィール

わろてんかモデルの吉本せいの人生
わろてんかのモデルとなる吉本せいさんの人生を簡単にご紹介しておきます。

名前:吉本せい
生年月日:1889年(明治22年)12月5日
出身地:兵庫県明石市
配偶者:吉本吉兵衛(1886年12月5日~1924年2月13日 享年38歳)
実弟:林正之助、林弘高
没:1950年(昭和25年)3月14日(享年60歳)


夫・吉本吉兵衛と二人三脚で寄席経営を始めて、吉本興業を創業。2人の間には子どもがたくさん生まれたそうですが、皆、早世しているとのことです。

そして夫である吉本吉兵衛も38歳の若さで、急性心筋梗塞で死亡。この時、吉本せいさんは35歳ということで、60歳で亡くなるまでの間、さまざまな苦労があったようです。

少々ネタバレになりますが、この「わろてんか」、藤岡てん(葵わかな)が50歳の頃までをドラマで描くことになっていますので、もし史実を尊重して展開するとなると、夫である北村藤吉(松坂桃李)は、ドラマ途中で死んでしまうことになるかもしれません。

そうなった時に、藤岡てんを支えるのは一体誰なのか? 藤岡てんの従兄で、てんに恋心を持つ武井風太(濱田 岳)、あるいは青年実業家・伊能 栞(高橋一生)との大人の恋話が見られるかもしれません。そんな期待を膨らませつつ、吉本せいさんの人生に合掌。

(C)NHK連続テレビ小説「わろてんか」
出典:NHK連続テレビ小説「わろてんか」公式サイト
※このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。

次の朝ドラ「半分、青い。」ヒロインは永野芽郁さん。一足早くそのプロフィール紹介です。
UQモバイルCMの三女役・女優の永野芽郁さんプロフィール紹介動画有り(C)NHK「真田丸」永野芽郁.jpg


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この記事へのコメント

  • 戸田武雄

    小さな事ですが、
    第6週の用立て額が「500円」から
    「500万」に変わってます。
    2017年10月31日 06:15